商品コード:1429-047[VSM] J.C.ヴァンデン・エインデン(pf)/ デ・グレーフ:Pf協奏曲1番, グリーグ:Pf協奏曲Op.16
商品コード: 1429-047
商品詳細:この録音はベルギーで録音され、フランスPathéに委託製造し、ベルギーで製造したジャケットに入れベルギーのみ発売したLPである。その為EMIグループのベルギー発売を示す4C ---で始まる番号が付く。A面のアルテュール・デ・グレーフ( 1862 - 1940)はベルギー中部のフラームス=ブラバン州ルーヴァンで生まれたピアニスト、作曲家。ブリュッセル王立音楽院に入学してイグナーツ・モシェレス門下のルイ・ブラッサンにピアノを師事した。17歳で優等の成績を得て卒業。その後ヴァイマルに行き、フランツ・リストの薫陶を受けて修業時代を終えた。ヴァイマルで2年間を過ごした後、演奏会ピアニストとして各地で演奏旅行を行い、成功者としての道のりを歩き始めた。親交を結んだエドヴァルト・グリーグからは「私がこれまで出会った中で一番の私の作品の理解者」と呼ばれ、カミーユ・サン=サーンスからも支持を得た。リストの高弟として遺した録音は近年になって再発掘され、再評価されつつある。ラフマニノフ(1873-1943)の作風によく似た2つのピアノ協奏曲が代表作である。エドヴァルト・グリーグ(1743-1907)はデ・グレーフの良き理解者だったようである。ピアノ協奏曲第1番ハ短調(1914年)と第2番 変ロ短調(1930年)があり、ここでは第1番ハ短調(1914年)を演奏している。B面には生前ゆかりのあるグリーグ:Pf協奏曲Op.16をカップリングしている。ピアノのジャン=クロード・ヴァンデン・エインデン(1947-)はベルギー・ブリュッセル生まれのピアノ奏者。1959年から1965年までブリュッセル王立音楽院でエドゥアルド・デル・プエヨにピアノを学ぶ。在学中の1964年に16歳でエリザベート王妃国際音楽コンクールで3位入賞を果たした。以降サンクトペテルブルク交響楽団、王立フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、ハーグのレジデンティ管弦楽団と共演。モーリス・ラヴェルによるソロピアノの全作品の録音が有名。エリザベート王妃国際コンクールでのヴァイオリニストの堀米ゆず子とのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの録音もある。エリザベート王妃国際コンクール、および他の主要な国際コンクールの審査員を数多く務めた。ブリュッセル王立音楽院とエリザベート王妃音楽院で教鞭を執っている。2004年には師のエドゥアルド・デル・プエヨが1977年に創設した音楽センターを再建し、そのセンターの音楽監督となった。2018年にはベルギー国王からナイトの称号を授与された。2025年5月にはお茶の水で公開レッスンを行った。〈天才〉と称えられたベルギーのピアニストであったが録音はさほど多くない。デ・グレーフのPf協奏曲1番は世界初録音である。確かにラフマニノフに似た印象の曲でロマンチックな作風。デ・グレーフはこの協奏曲をフランスの大作曲家カミーユ・サン=サーンスに献呈した。サン=サーンスはこの献呈に深く感謝するとともに、この曲が持つ名声や音楽的な価値を「エドワード・グリーグのピアノ協奏曲に匹敵する」と予言し、高く評価した。この後アンドレ・デ・フロートのピアノ独奏、フレデリク・デフレーセ指揮モスクワ交響楽団による録音もある。
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