商品コード:1424-028[ARGO] A.ラヴデイ(vn) N.マリナー指揮 S.プレストン(cemb) / ヴィヴァルディ:四季
商品コード: 1424-028
商品詳細:英ARGO社はDECCAグループの一つとして、独自の企画で進行していたレーベル。合唱曲等の宗教曲に力を入れていたが、少数ながらこのような交響曲や室内楽の録音もあった。指揮はマリナーが中心となる。何より、プレスがDECCAとあって、レーベル名とデザインが異なるだけで、まったくSXLと同等であることは見過ごされがち。マリナーはこの名曲をラヴデイのソロを浮き上がらせるように際立たせ、まるで違った曲のように聴かせてくれる。驚いた。Vnソロのアラン・ラヴデイ(1928- 2016)はニュージーランド・パーマストンノース生まれのヴァイオリニスト。神童として知られ、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズのソリスト兼首席奏者となった。ニュージーランドを訪れたY.メニューインの勧めで英国に留学し、アルバート・サモンズに師事した。サモンズは彼が10代半ばで王立音楽大学に入学するまで無償で指導した。その後、ラヴデイ、マリナー、そしてピアニスト兼放送作家のアントニー・ホプキンスはトリオを組んで演奏した。翌1955年から17年間、ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックの教授を務めた。ラヴデイは1952年にピアニストのルース・スタンフィールドと結婚し、イアン・ラヴデイを含む2人の子供をもうけた。1969年ネヴィル・マリナーは、ヴィヴァルディの「四季」 (1969年)の録音でヴァイオリン独奏者としてラヴデイを起用した。彼の美しく自然な演奏は50万枚のセールスを記録し、アカデミー室内o.初のゴールドディスク獲得につながった。ロンドンの王立音楽大学でラヴデイと同級生だったマリナーは、ラヴデイについて「彼は我々の誰よりも優れていた。王立音楽大学が生んだ最高のヴァイオリン奏者だったと言えるだろう」と回想している。ラヴデイは1960年代後半にロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターも務め、ルドルフ・ケンペ指揮のもと、リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」でソロを担当した。彼らの録音は好評を博したが、ラヴデイはインタビューで、ケンペは自分の演奏をあまり気に入らず、演奏開始時に自分の方を見ようとしなかった為、多少の混乱が生じたと回想している。彼は1946年から1972年にかけて、プロムスに26回出演したものの、多くの人が期待したような国際的なキャリアは実現しなかった。アラン・ラヴデイこそマリナーとともにアカデミー室内o.の独特なサウンドの形成に貢献したヴァイオリニストである。
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