商品コード:1423-032t[ELECTROLA] A.プレヴィン/ ホルスト:大管弦楽のための組曲「惑星」Op.32
商品コード: 1423-032t
商品詳細:組曲「惑星」は、1950年代よりホルストの自作自演を除けばサージェントとボールトの2人が録音した程度。これは英国での3人目のステレオ録音。前2者がBBC放送o.とニュー・フィルハーモニアo.だったのに対し、これはロンドンso.。しかも指揮者は英国人ではないプレヴィン(ユダヤ系ロシア人・独生まれ)。彼は1968~70年までロンドンso.の首席としてHMVにも録音を残している。ケルテスの後任だった。前2者と比べ現代的な感性で仕上げられ、プレヴィンらしさが感じられる。この録音は1973年という重要ではない時期のステレオ録音だが、実は長岡鉄男氏推薦盤やTASリスト掲載のLPである。録音されたキングズウェイ・ホールは1980年代前半に閉鎖されたので、まだあの漆喰壁の素晴らしい音響特性を持った昔ながらのホールでの録音である。クレンペラーのColumbia録音の多くもここで録音されている。エンジニア:クリストファー・パーカー、プロデューサー:クリストファー・ビショップで1970年代の名コンビである。1970年録音としては上々の録音と言える。プレヴィンはジャズも得意とする有能な指揮者である。それゆえに個人的な解釈を嫌い、スタンダードを重視するスタイルを持つ。しかし曲が持つスペクタクルな特徴を殺すことはしない。奇を衒ったところはないが組曲「惑星」の魅力をダイレクトに伝えることに心血を注いでいるようである。ただしプレヴィン自身ロマン派の交響曲を得意とはしていない。ある意味組曲「惑星」のようなメジャー・エンタメ作品がプレヴィンには合っているようである。このLPをそのまま映画のサウンド・トラックとしても良さそうなほど、大衆に寄り添った演奏でありエンタメ的といえる。ビギナーには最適な入門編であり、シニアには格好のセカンド・チョイスといえる。組曲「惑星」=ボールトという公式は、多くを聴いた方には全くあてにならない都市伝説だと理解されているはずである。組曲「惑星」にも様々なスタイルがあり、プレヴィンの演奏もその中の選択肢に入る一つであると断言できる内容である。これはドイツ盤だが上部にQuadrophonie の帯が付くジャケットで、このシリーズはカラヤンのチャイコフスキー同様、音が良いシリーズである。
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