商品コード:1423-036b[VSM] 小澤征爾/ ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年全曲版)
商品コード: 1423-036b
商品詳細:小澤征爾、1970年カラヤン時代のパリ管を振った録音。超多忙を極めていたカラヤンはパリ管の音楽監督を引き受けるも、録音は僅か。その代わり多種多様な客演指揮者に録音を任せていた。35歳の小澤もまた、カラヤンに認められた一人。アメリカのオケを幾つも監督した小澤だが、欧州のパリ管はこれが初顔合わせ。DGGの他の録音で感心した事はないが、これは別格。小澤もここまでやれたのか、凄い!。パリ管ならではの色彩豊かなサウンドを生かし、金管を力強く打ち出すエネルギッシュな名演。非常に入荷の少ない録音!小澤征爾は日本人の指揮者としてトロント響、シカゴ響、サンフランシスコ響、ボストン響、ウィーン国立歌劇場など複数の北米のオーケストラや歌劇場でポストを持った草分け的存在。これまでに残してきた録音も数多く、レーベルもCOLUMBIA、RCA、EMI、PHILIPS、DGG、ERATOなど世界的なメジャー・レーベルのほぼ全てにその足跡を残してきた指揮者である。1970年代初頭に4年間務めたトロント響を離れ、サンフランシスコ響(1970年12月)とボストン響(1973年9月)というアメリカのメジャー・オーケストラの音楽監督就任が続き、客演指揮中心だった1960年代とは活動の方向性の大きな転換期にあった。その間の隙をついてパリo.から招待の打診があったのは小澤の録音史においても画期的であり、欧州にさらなる名声を高めた録音となった。1959年にブザンソンの国際指揮者コンクールで優勝した小澤にとって、フランスのオケは馴染みのある場所である。1960年代半ばからは定期的に訪れ、パリ管、フランス国立管を指揮して来た。ミュンシュの没後パリ管を継いだのはカラヤンで、彼もまた小澤を高く評価する師の一人であった為、頻繁に招かれることに繋がったようである。1969年12月のパリ管の定期公演ではワイセンベルクとのバルトークの第2番、ストラヴィンスキー「春の祭典」を指揮。翌年5月で、半年前に共演したワイセンベルクとラヴェルおよびプロコフィエフの第3番をEMIにパリ管と初録音した。1970年10月、パリ管定期公演2度目の登場の際に録音されたのがチャイコフスキーの交響曲第4番。そして小澤のパリ管定期公演3度目は1971年10月ストラヴィンスキー「火の鳥」であった。(録音は1972年4月)。こうして小澤はパリ管を定期的に指揮することになる。少なくとも1974年まで続き1974年2月にはチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を録音した。その後間を置いて最後は2014年7月にも公演を行った。小澤征爾は爆演を旨とする指揮者ではない。その点ではパリ管とはやりやすかったと思われる。この録音でも小澤はアメリカ時代と基本変わらない自身のスタイルがあり、欧米の指揮者とは異なる繊細な表現を披露している。逆にパワーは強くない。パリ管の豊かな色彩感を引き出し一歩引いた奥行き感がパリで受けたのだと思われる。
小澤征爾の在庫一覧へ














