商品コード:1423-039[VSM] H.v.カラヤン/ ドビュッシー:交響的素描「海」 , 牧神の午後への前奏曲, ラヴェル:バレエ音楽「ボレロ」
商品コード: 1423-039
商品詳細:カラヤンは英COLUMBIA時代のフィルハーモニアo.とはラヴェル、ドビュッシーの録音は1枚しかない。1953年にドビュッシー:海とラヴェル:スペイン狂詩曲のカップリングが1枚あるだけである。それでも1964年~1966年にはベルリンpo.とドビュッシー:交響詩『海』(1965年録音)、ラヴェル:『ボレロ』(1966年録音)、ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』第2組曲(1964年録音)での録音がある。さらに1971年にはパリo.とラヴェル作品集を振っており、また演奏会ではSP期から取り上げていたので不得意というわけではなかった。カラヤンよりオケ側の習熟度に問題があったことの方が大きいと思われる。今回ドビュッシー:海と牧神の午後への前奏曲はどちらも2回目録音となる。曲目こそ異なるがパリo.とのラヴェルをご存じの方にはパリo.とベルリンpo.という異なるオケのフランス物を感覚で比較できる。両者はオケが異なるということ以上に異なる何かがある。ベルリンpo.は何をやってもベルリンpo.である。これは決してベルリンpo.の悪口ではない。ベルリンpo.はフランス物をやってもきちんと自分たちのアイデンティを保っているということであり、一種の誉め言葉である。それでもパリo.とのラヴェルを知らない方にはこれも立派に洗練されたフランス作品であるだろう。カラヤンという指揮者は当然ドイツ・オーストリア作品を得意とするが、そのレパートリーもオールラウンドである。ドイツ系指揮者の中では圧倒的にオールマイティな指揮者なのである。水と油程異なる両国の音楽であるが、カラヤンの優秀性はその折衷のような演奏をしながらきっちりとそれらしく聴かせてしまうところにある。全くフランス的ではないが、かといって違和感を感じる物ではない。このエンターテインメント性こそがカラヤンの魅力であり、フランス当局がミュンシュの後任にカラヤンに白羽の矢を立てた理由なのだろう。
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