商品コード:1422-009[ALPHA] L.ボベスク(vn)指揮/ バッハ:Vn・Ob協奏曲BWV.1060, キネ:管弦楽のためのセレナーデ
商品コード: 1422-009
商品詳細:1960年代中期のベルギー録音。A面はVn・Obのための協奏曲B.1060で2台Cemb協奏曲B.1060の復元曲である。1950年代からこの形で多くの録音が行われた定番曲である。ローラ・ボベスク( 1921- 2003)は、ルーマニア、クラヨーヴァ出身の女性ヴァイオリニスト。ボベスコは西側での通名であり、ルーマニアではボベスクが正しい。ボベスコは一種の芸名である。弊社ではオリジナル性を重視してボベスクで統一する。ジョルジュ・エネスクもまたWIKIでもエネスコからエネスクとなった。ボベスクは1928年にパリに留学し、エコールノルマル音楽院でマルセル・シャイエのクラスに入った。1931年からはパリ音楽院でジュール・ブシューリに師事し、1935年にプルミエ・プリを取得して卒業した。その後もジョルジェ・エネスクやジャック・ティボーの薫陶を受け、1937年にウジェーヌ・イザイ・コンクールで7位入賞を果たした。第二次世界大戦中はルーマニアに帰国して演奏活動を継続した。戦後はフランスのピアニスト、ジャック・ジャンティと結婚して夫婦でデュオを組んだ。またベルギーに活動の本拠を移し、1958年にワロン王立室内管弦楽団を設立。1962年から1972年までブリュッセル王立音楽院とリエージュ音楽院の教授職を兼務して後進の指導に当たった。1990年には弦楽四重奏団のアルテ・デル・スオノを結成。ブリュッセル・ソリスツも1958年ボベスクにより結成された。ブリュッセル・ソリスツはその後ウジェーヌ・イザイ弦楽合奏団(アンサンブル)に改名。現在のワロン王立室内管弦楽団に発展した。このオケでは基本ローラ・ボベスクが第一Vn奏者で弾き振りで演奏する。ラテン系の明るい音色を持つアンサンブルで、清らかな弦楽合奏が魅力である。Vn・Obのための協奏曲B.1060はこれが唯一の録音。弾き振りなのでソロとオケの一体感が強い。ボべスクのソロには絶えず緩いヴィヴラートがかかり、永遠のような命の息吹が宿っている。B面のマルセル・キネ(1915- 1986)はベルギーの作曲家、ピアニスト。1976年にはベルギー王立音楽院の会員に選出された。「セレナーデ」は1956年作の弦楽オーケストラのための楽曲。リズミカルで躍動的な作品。ジャケに「現代ベルギー音楽」とあるので当LPとしてはこちらがメインの曲なのだろう。ここでもボベスクがVnを弾きながら指揮をする。ローラ・ボベスクは2003年、ベルギーワロン地域のサルト=レ=スパにて85歳で亡くなった。おそらく興味はA面のB.1060だけと思われるが、バッハは確かに絶品であり、充分価値ある1枚!
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