商品コード:1418-003[VSM] S.クーセヴィツキー/ メンデルスゾーン:交響曲4番Op.90「イタリア」
商品コード: 1418-003
商品詳細:1947年ニューヨークでの米RCA録音。米国では当初SPで発売され、1950年10"LPで発売された録音。セルゲイ・クーセヴィツキー(1874 - 1951)はロシア帝国 トヴェリ生まれのユダヤ系ロシア人。1908年にベルリンで指揮者デビューを果たし、翌年には自前のオーケストラを創設。富裕なロシア人女性ナターリヤと結婚し、夫人の援助によって楽譜出版社を設立、スクリャービンやラフマニノフ、メトネル、ストラヴィンスキーなどの作曲家の版権を得るなど、ロシア革命まで精力的に活動した。1920年にボリシェヴィキ政権を嫌ってパリに脱出、1924年にボストン交響楽団常任指揮者に任命され、アメリカに移住(1941年にアメリカ合衆国市民権を取得)。それから25年にわたって、ボストン交響楽団を、単にアメリカ合衆国の一流オーケストラとしてだけではなく、世界的水準を持ったオーケストラに育て上げ、同楽団はアメリカ五大オーケストラの一つに数えられるようになる。クーセヴィツキーの著名な門人にレナード・バーンスタインがいる。クーセヴィツキーは、同時代の音楽の偉大な擁護者であり、いち早くロシア時代にスクリャービン後期の前衛的な作品を出版・上演するほど徹底していた。また、ストラヴィンスキーの『管楽器のための交響曲』(1921年初演)、オネゲルの『パシフィック231』(1924年初演)、プロコフィエフの交響曲第2番(1925年初演)、タンスマンの『交響曲第2番イ短調』 (1927年初演) 、コープランドのピアノ協奏曲(1927年初演)など、多くの作品の初演を手掛けた。1942年にクーセヴィツキー財団を設立し、多くの作曲家に新作を委嘱。これによって、バルトークの『管弦楽のための協奏曲』、ブリテンのオペラ『ピーター・グライムズ』、コープランドの『交響曲第3番』、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』が作曲された。クーセヴィツキーは、それまでドイツ音楽偏重で、しかも、どちらかといえば保守的な趣味に偏りがちだったボストンの聴衆に、スラヴ系やフランスの音楽を本格的・積極的に紹介した。ストコフスキーと並んで、'50年代初期から、米国で活躍したロシア人指揮者で、目立たなかったが、多くの良い録音を残した。この「イタリア」も、彼の残した偉業の一つ。もちろん、仏パテプレスである。当時としては、濁りのないさっぱりしたタイプで、テンポ感も良く、ボストンを歯切れよく動かしている。帯域の狭い音ながら、まとまっていて、クーセヴィツキーを知る為の録音。米国史に刻まれる偉大な指揮者であった。メンデルスゾーン:交響曲4番はやや速足でテンポ良く進行する、クーセヴィツキーの当時のスタイルが詰まっている。
S.クーセヴィツキーの在庫一覧へ














