商品コード:1418-021n[MELODIYA] K.イワノフ/ チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」
商品コード: 1418-021n
商品詳細:コンスタンティン・イワノフ(1907-84)はスターリン賞(1949年)を受けたソ連時代の指揮者。モスクワ音楽院でレオ・ギンズブルグに師事。1939年から1941年までモスクワ・スタニスラフスキー=ネミローヴィチ-ダンチェンコ音楽劇場、1941年から1946年までモスクワ放送so.の指揮者として活動、1946年にナタン・ラフリンの後を受けてソヴィエト国立交響楽団の首席指揮者となり、1965年までのおよそ20年間在任した。この間にモスクワ放送so.を第一級のオケに仕上げた後にスヴェトラーノフに引き継いだ。作曲家としても「ガガーリンの思い出に捧げる交響曲」で知られる。チャイコフスキーでは1・4・5・6番を担当。本場の古いオケは音に甘みと香りがある。一糸乱れぬ精緻なアンサンブルはムラヴィンスキーと同等だが イワノフの演奏は、静かな部分とフォルテの対比が非常に大きく、全体としてダイナミックレンジが広いのが特徴である。意外にも穏やかで情感溢れる牧歌的な部分もあり、古き良き時代の爆演型の元祖のような指揮者だろう。ムラヴィンスキーが“冷徹な精密機械"とすればイワノフは“高圧的な建築家"のような違いがある。音の切れ味は何方も鋭いが軽度の感情のうねりをある程度許容しており、直線的だがムラヴィンスキーほど禁欲的ではないスタンス。ムラヴィンスキーより人間的なドラマ性を有する指揮者である。ムラヴィンスキーは1903年生まれでイワノフより4歳年長だが殆ど同時代の指揮者といえる。ムラヴィンスキーの方が国際的な名声を博したが、実はイワノフの方が典型的な旧ソ連型の指揮者といえる。ムラヴィンスキーとイワノフは好対照をなす二人である。この録音はソヴィエト国立so.の首席指揮者を統率真っただ中の1960年頃の録音と思われる。イワノフのテンポは比較的柔軟で、クライマックスで自然な加速感が醍醐味のなかなかの秀演である。
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