商品コード:1416-009n[MELODIYA] G.ソコロフ(pf) / バッハ:フーガの技法BWV.1080-1083
商品コード: 1416-009n
商品詳細:ソコロフのバッハ:フーガの技法は1981-2年レニングラード(サンクトペテルブルク)・ Gramzapis Studio・で全曲がステレオ録音されたが変則的な発売となった。別々の連番ではない番号のLPに分割されてリリースされた。詳細はVol.1:C10 12571(フーガの技法B.1080-1/1–7番+バッハ:パルティータ2番),Vol.2:C10 12777(バッハ:フーガの技法B.1080-2/8~11番+ベートーヴェン:Pfソナタ31番Op.110),Vol.3:C10 16887(バッハ:フーガの技法B.1080-3/12~17番)・当アイテム。バラセットで揃えることは不可能に近いのでバラで集めるしかない,これはVol.3のオリジナルで特に希少!当社でも今後3枚バラセットを出す予定はない。興味のある方は1枚ずつ揃えるしかないのが実情。Vol.1とVol.2は片面に別の曲が入ることになるので、曲を通しで聴くことも変則的となる。3枚揃えばかなりのお宝となるだろう。グリゴリー・ソコロフ(1950-)はレニングラード生まれのピアニスト。レニングラード音楽院において、7歳のときレアー・ゼリフマンに、その後はモイセイ・ハリフィンに師事した。ハリフィンはレニングラード音楽院のニコラーエフの高弟サフシンスキーの一番弟子であり、レコードこそないがソコロフが世に出たことで突然その名前が知られることとなった教育者である。近年当社でも期待の大物としてコマリョフの紹介を行った。コマリョフもまた数少ないサフシンスキーの弟子の一人で多少時期はずれるがハリフィンはコマリョフと同門である。レニングラード音楽院系は規模の大きなモスクワ音楽院系と比較すると人材も限られるが、その少数の中に二人の注目すべきピアニストが現れたことは特筆すべき事実である。すなわちニコラーエフ→サフシンスキー→ハリフィン→ソコロフというロシアの中でもマイナーなラインである。勿論ニコラーエフの直弟子にはユーディナ、ソフロニツキー、セレブリャコフ、ペレリマンなどの超大物がひしめく優れたスクールであるが、今まで大物たちの陰に隠れてその名前さえ知らなかったモイセイ・ハリフィンの弟子たちがレコードの世界で大きな注目を集めることになるとは誰が予想できただろう。ソコロフは1966年、16歳で第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、審査委員長のエミール・ギレリス以下、審査員の全員一致で金メダルの授与が決定されたことによって国際的な注目を浴びた。国外で演奏旅行を行うことが滅多に許されなかった為に、西側では名前だけが知られた存在だった。1990年代になってようやく西側に出て、ニューヨークのカーネギー・ホールやウィーンの楽友協会ホールにおける演奏などで、しばしば批評家の熱狂的な賛辞を勝ち得てきた。レパートリーは非常に幅広いが特に日本ではバッハ弾きとしての名声が高い。1982年ゴルトベルク変奏曲のライヴ録音(2枚組)は一時4万円を超える高額LPとなった。スクールでは若手だが、優勝当時の新聞はこう書いている--「若いソコロフのピアニズムは、いわば"神から生まれた"純粋で角の取れたもので、大変粘着力に富んでいる。この音楽家の内面世界は調和がとれた明るく平静なものだろう」---(ロシアピアニズムより)。ここで新聞は確信を突いた言葉を発している。純粋で角の取れた--調和がとれた--ソコロフのスタイルはこの2つに集約できる。およそ年齢に似合わない明るく平静な音楽なのである。これがソコロフが熱狂的な支持者を多く持つ理由だろう。透明感のある音色を保ったままの迫力は聴きもの。ベートーヴェンでもグールドに匹敵する革新的ピアニズムを聴かせる。全く曖昧さの欠片すら見えない打鍵には特別な才能を感じる。伝統と革新が融合した非常に魅力的で個性的な演奏!
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