商品コード:1414-011[TUDOR-CARRERE] A.リュチュク(vn) / バッハ:無伴奏Vnソナタ, パルティータ(全6曲)BWV.1001~BWV.1006
商品コード: 1414-011
商品詳細:1975年、盛んに無伴奏の全曲録音が行われていた頃、スイスTUDORでもこれが録音された。楽器は特に古楽器を使っていないようだ。ごく真面目に正攻法で録音された無伴奏。特色は力みがなく自然で、重音奏法を多用せず、細かく分散させて弾いている。弦の音は美しく、濁りがない。テンポも殆ど崩さず、ひたすら真摯に無伴奏に立ち向かう姿に感動を憶える。丁寧な演奏だ。バラ3枚揃えるのは意外と大変。今回バラ3枚セット全曲。ヴァイオリン奏者アンドレイ・リュチュク(1930年代生まれと思われる)はスイス出身。ロシア系の系譜を持つと思われる。日本ではほとんど知られていないが、チューリヒ音楽界では教育者として一定の存在感があった。幼少時より父から音楽教育を受けたと思われる。チューリヒおよびウィーンでは Morawec 教授に師事。さらにユーディ・メニューイン、マックス・ロスタル、レオニード・コーガンから芸術的影響を受けた。2001年にチューリヒ音楽大学(旧音楽アカデミー)でヴァイオリンの演奏クラスを担当している。バッハ:無伴奏の他にはTUDORのシューベルト:ヴァイオリン・ソナタ集、タルティーニト:ヴァイオリン・ソナタ集がある。演奏傾向としては、メニューイン系統の精神性重視、ロスタル系の知的・構築的アプローチ、コーガン系のロシア的な強い音色感などが混在するタイプ。あくまで古典スタイルで深みを目指す奏者である。1970年代には国際音楽祭出演記録がある。このバッハ:無伴奏録音は40歳代前半と思われる。情報の少ないヴァイオリン奏者である。音には馬力があり、繊細でか細いタイプではない。コーガンのようなパワーのある美音である。全集箱は存在せずバラ3枚しか出ていない。プレスはスイス側とフランス側で別々に出ていて、レコード番号とレーベルデザインが若干異なる。レーベルとジャケットにCARREREが付くのがフランス側である。1970年代録音としては覇気のある良い演奏と思われる。バラ3枚が同一国籍で3枚揃うことは滅多にない! 弊社も数年かけてコツコツ集めたバラ・セットである。
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