商品コード:1405-037[COLUMBIA] G.セル/ マーラー:交響曲4番
商品コード: 1405-037
商品詳細:マーラーの交響曲で2番/3番と重厚さを増していった作風が4番で牧歌的な穏やかなテーマで始まり展開する。またこの4番は第4楽章にソプラノの独唱を伴う交響曲である。5~7番は声楽を伴わないのに対し対照的である。特に第3楽章には美しいメロディが現われる天国的な気分が味わえる作品である。しかし、マーラー作品は単純ではないことはご承知の通り。セルはマーラーのスペシャリストではない。スタジオ録音は4番(1965年)、10番(1958年)と2曲だけである。6番(1967年)もあるがライブ録音。実演のライブでは4/6/9番の3曲を頻繁に演奏していたらしい。セルにとってマーラーはあまり好みではなかったようだが、セルが振ればその演奏はマーラーでもそうでなくとも、いつもの見通しの良いさっぱりとした演奏になる。マーラーらしくないマーラーであるが、セルのファンから見ればそれで正解ということになる。コンマスのラファエル・ドルイアンのソロVnが第2楽章でタップリと聴ける、澄んだ晴天に響く鳥の声のようにどこまでも清らかである。第4楽章で登場するジュディス・ラスキン(s)の歌もVn同様にセルの音楽と同調した美しさである。セル/クリーヴランドo.は1968年ブロッサム音楽祭でエリザベート・シュワルツコップ(S)のソロでライブ録音が存在する。CDだけの発売だがこちらも興味が持てるだろう。マーラー嫌いの方はセルの演奏ならきっと聴けると思える。英国ではSAX 5283が初出だがかなりの高額となる。セルは人気のリステンパルトと共通した良さを持っている。ジャンルがまったくカブらないので比較される事はないが、ロマン派にもこういった指揮者のいる事が嬉しい。
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