商品コード:1403-052n[DECCA] C.カーゾン(pf) / ブラームス:Pf作品集/Pfソナタ3番Op.5, 3つの間奏曲1番Op.117-1, 4つの小品3番Op.119-3
商品コード: 1403-052n
商品詳細:カーゾンの芸術の真髄を伝える素晴らしい録音。カーゾンと言えば、クナ/ウィーンpo.と入れた「皇帝」があまりに有名でソロ録音が取り沙汰される事は少ない。地味な曲こそピアニストの本当の実力を見極める機会。カーゾンは他にもシューベルトを数枚入れていて、多くが余白に即興曲を収める。全て入手して即興曲が完成する。メインは勿論ソナタ。シューベルトをこのようにキリリと弾いて、しかも味わいを感じさせる所にカーゾンの持ち味がある。録音嫌いで知られた。1939年のアメリカ・デビューで大成功を収めた。ピアニストとしては唯一"サー"の称号を与えられている。特にモーツァルトの協奏曲は有名。1941年からDECCAに録音があり、長期に亘って英国のピアノ界の屋台骨を支えたピアニストである。1928年から30年にかけてベルリンでA.シュナーベルに学でいる。1949年G.セルとの「皇帝」協奏曲や1950年のチャイコフスキー協奏曲1番は、DECCAに入れたモノラル初期録音として近年注目されている。レコード録音は演奏家の良し悪しの聴衆の判断基準となるべきではないと語り続け、最後まで持論を押し通した為に、残された正規録音は著名度の割りに非常に少ないと言われている。しかし実際には録音は結構な数があり、ミケランジェリのように極端な偏りがあるわけではない。英国紳士らしい地味なスタイルではあるが音楽性は非常に高いのが特徴である。人を驚かせる演奏は基本ない。しかし聴き終わった後にじわじわと感じる本物の音楽に触れた満足感は大きい。音色は常に濁りのない透明度を保ち、繊細で丁寧な表現から逸脱しない冷静さに支えられている。もし英国スタイルなるものが認められるならば、是非ともカーゾンをその代表としたい。この録音では詳細に記載はないがジョン・カルショウが自らプロデューサーを担当した可能性が高い。ピアノ・ソロ録音に関してあまり興味を持たなかったオペラ好きのプロデューサーにしては大変珍しいことである。1950年代後期に大物器楽奏者たちがカルショウに反発してDECCAを去っていった苦い過去を思い出していたのだろうか。カーゾンにはずっといて欲しかったと推測できる。「ペルシャの市場にて」で知られるイギリスの作曲家アルバート・ケテルビーの甥として生まれた、数少ない英国人ピアニストであるクリフォード・カーゾン(1907-1982)に対し、多少なりとも敬意を持っていたと思われる。同じ英国人として二人は特別な信頼で結ばれていたのだろう。カーゾンはシューベルトの独奏曲を数点録音したがブラームスの独奏曲はこの1枚だけと思われる。またシューベルトに比べプレスも少なかったようでこれは貴重な1枚。ステレオも存在するが未入荷。かっちりとしたスタイル。
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