商品コード:1388-023[CBS] M.ミラー(ms) B.ワルター/ ブラームス:アルト・ラプソディOp.53, 運命の歌Op.54, マーラー:さすらう若人の歌

[ 1388-023 ] Brahms, Mahler, Mildred Miller, Columbia Symphony Orchestra, Bruno Walter


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商品コード: 1388-023

作品名:ブラームス:アルト・ラプソディ(ゲーテの「冬のハルツの旅」からの断章)Op.53, 混声合唱と管弦楽のための「運命の歌」Op.54 | マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)--第1曲「恋人の婚礼の時」--第2曲「朝の野を歩けば」--第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」--第4曲「恋人の青い瞳」
演奏者:M.ミラー(ms)B.ワルター指揮コロンビアso.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:CBS
レコード番号:S 72142
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---青eye内溝, 9時に33 STEREO, 6時にMade in France(ラウンド黒文字) , グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:639 538 A 639 539 A/639 538 B 639 539 B, 1968年頃の製造分
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---表コートペラ, 12時に←□STEREO→, ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし
トピックス:【ドイツ盤は入荷2度目の希少盤!】---アルト・ラプソディ:1961年1月11日, 運命の歌:1961年1月9日, さすらう若人の歌:1960年6月30日(第1/2/3曲)/7月1日(第4曲)全曲ともハリウッド・アメリカン・リージョン・ホール(アメリカ在郷軍人会ホール)・American Legion Hall, Hollywood・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John McClure, 米国では1963年頃Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年米COLUMBIAからモノラル:ML 5888(2eyes)/ステレオ:MS 6488(2eyes)で初リリース, 英国では1963年英CBS:BRG 72142/SBRG 72142(青eyeレーベル)にて初リリース, ドイツでは1968年頃独CBS:S 72142(当装丁)にて初リリース, これはドイツでの初年度リリース分オリジナル, ドイツではステレオのみのリリース, ドイツ盤は入荷2度目の希少盤

商品詳細:米COLUMBIA:MS 6488がオリジナル番号。欧州プレスは更に音の滑らかさ、芸術性の高さ等から、少なくとも米プレスより推薦できるプレス。元々の録音が良く冒頭のオケのうねりは大迫力。メゾ・ソプラノのM.ミラーの声もリアルに迫り来る。マーラーも素晴らしいが、ブラームスのアルト・ラプソディのオケに何か鬼気迫るものが感じられる。アメリカ系録音もこういった曲には強みを発揮する様だ、これもワルターの力なのだろう。1960/1961年録音。珍しく歌手と合唱団を迎えた録音で、ミルドレッド・ミラー・ポスヴァール(1924-2023)との初共演。ミラーはドイツからの移民であるエルザ・ミュラーとヴィルヘム・ミュラーの娘として米国クリーブランドに生まれた。1949年に彼女は両親の故郷の都市に移り、シュトゥットガルト国立歌劇場の歌手の一員となり活動。1951年でメトロポリタン美術館で米国デビューした。ミラーはその後23年間、メトロポリタン美術館に籍を置いた。ミラーはそれまでさほど大きな録音がなく、何故ワルターとの大仕事のオファーがあったのか不思議なほどである。ワルターとの録音がなければ、ミラーの評価はさほど大きなものではなかったに違いない。メゾ・ソプラノとしては暗く重い声質である。ドイツ系家系なのでドイツ語は完璧である点は正に美点である。ミラーの起用はほどんどミステリーに近いが、ワルターはこのタイプの歌手を求めていたのかもしれない。ワルターが過去に共演したマーラーではK.フェリアーが起用されている。やはり重量級の声を求めていたと思われる。このLPはワルターの力もあってよく売れたようである。ミラーとの共演はワルターが翌年に亡くなったことで1回で終了したが、活動が続けば、2回、3回目があったかも知れない。ワルターはまだまだマーラーを録音したかったに違いないからである。ブラームス:「運命の歌」Op.54は混声合唱と管弦楽のための楽曲で、詩はヘルダーリンの『ヒュペーリオン』による。ソロ歌手はいない合唱である。ここではオクシデンタル・カレッジ・コンサート合唱団が出演。

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