作品名：ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」/--1. Awakening Of Pleasant Feelings Upon Arriving In The Country (Allegro Ma Non Troppo)--2.Scene At The Brook (Andante Molto Mosso)-- | --3. Peasants' Merrymaking (Allegro)--4.The Storm (Allegro)--5. Shepherds' Hymn After The St

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナルの可能性が高い】---赤白SCニッパー段なし小STEREO (-Ce disque peut être utilisé avec un lecteur MONO), 12時にMade in France, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:00652 A 21/00652 B 21, 1969年製造分・2種並存のPathéプレス(フランス最古と思われる), 銀大ニッパーレーベル存在せず

ジャケット：【フランスでのオリジナルの可能性が高い】---折返表コートペラ, 10時に□EMI □モノクロ・ニッパー, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古と思われる)

トピックス：【フランス盤は初入荷の希少タイトル!】---1959年1月21-23日ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1960年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1771/ASD 349(W/Gレーベル)にて初リリース, フランスでは1969年まで未発売で同年ステレオのみLa Voix De Son Maître:2C 053-00652(当装丁)にて初リリースと思われるが100%ではない, フランス盤は当社初入荷の希少タイトル, R.クーベリック指揮ロイヤルpo.の数少ない録音の一つ, 内容は非常に良い!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細：チェコ出身の巨匠ラファエル・クーベリック(1914- 1996)は1934年チェコ・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してデビュー。1942年、ヴァーツラフ・ターリヒがナチス政権に反抗して解任された後をうけ、チェコ・フィルの首席指揮者に就任。しかし大戦後の1948年にチェコスロバキアでチェコスロバキア共産党を中心とした政権が成立する(1948年のチェコスロバキア政変)と、チェコの共産化に反対したクーベリックは、同年のエディンバラ音楽祭へ参加するために渡英、そのままイギリスへと亡命した。1955-1958年ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督に就任。そのままコヴェント・ガーデン王立歌劇場の音楽監督を兼任する。DECCA、HMVに優れた録音を残すがロイヤルpo.とは1958-9年の2年間に数点の録音を残すだけである。この田園交響曲は1959年の録音でベートーヴァンのロイヤルpo.との共演はこの1曲だけである。その後1962年にバイエルン放送交響楽団首席指揮者となるまでの僅か7年間だけがクーベリックの英国時代となる。チェコ人指揮者として初めて国際的な舞台に出た指揮者である。1960年代初期にPHILIPS→DGGに移籍してしまうのでクーベリックの英国レーベルの録音はどれも貴重といえる。クーベリックといえばDGGという印象が強いのはバイエルン放送交響楽団首席就任がきっかけと言える。DGGでは1番 から9番まで全て別のオーケストラで収録した全集録音があるものの、この田園はクーベリックのベートーヴェン録音で最高レベルだろう。スムースで流れるような音の運びはまさに巨匠の貫禄を漂わせる。自然体であり上品なこの演奏は長い録音歴の中でも特筆だろう。これは限られたロイヤルpo.との録音の一つ!フランスではASDF番号は出ていない可能性が高い!

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