商品コード:1386-062[BAM] F.グリンキ(vn) J.ブライマー(cl) W.パリー(pf) 他/ バルトーク:コントラスツSz.111, 2Pfと打楽器のためのソナタ Sz.110

[ 1386-062 ] Bartók – Contrasts / Sonate Pour Deux Pianos Et Percussion


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商品コード: 1386-062

作品名:バルトーク:Vn・Cl・Pfのための三重奏曲「コントラスツ」Sz.111 | 2Pfと打楽器のためのソナタ Sz.110
演奏者:F.グリンキ(vn)J.ブライマー(cl)W.パリー, I.ラヴリッジ(pf)G.ウェブスター, J.リーズ(perc)R.オースティン指揮
プレス国:フランス, France
レーベル:BAM
レコード番号:LD 033
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---クリーム/赤内溝, 6時にMade in France, フラット重量, スタンパー/マトリクス:RG-89-2A/RG-89-1A, 1957年製造分・Pathéプレス(フランス最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし(フランス最古)
トピックス:1956年又はそれ以前のロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明(DECCA関係と思われる), 英国では1956年ARGO:RG 89(紺/銀大レーベル大ロゴ中溝レーベル)にて初リリース, フランスでは1957年頃BAM:LD 033(当装丁)にて初リリース, 番号が早いわりに発売が遅かったケースと思われる, ARGO:RG 89の入荷は少ない, 高音質モノラル録音, モノラル・オーディオファイル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+, 英国とフランスではA/B面が逆になる, プレスが多いので安価!(価格は内容を反映していない!)

商品詳細:英ARGO音源のBAM初期プレス。現代物に定評のあるVn奏者のフレデリック・グリンキ(DECCAのモーツァルトVnソナタはスーパーレア)とクラリネットのジャック・ブライマーという、DECCA系のソリストにヴィルフリード・パリー(Pf)を加えての三重奏曲「コントラスツ」がメインとなるバルトークの室内楽LP。「コントラスツ」は1938年に作曲された、クラリネットとヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲。初演は1940年4月21日にカーネギーホールで、シゲティとグッドマンに作曲者自身のピアノで行われた。「スウィングの王様」ことジャズ・クラリネット奏者のベニー・グッドマンが参加したことで大きな話題となった。曲はシゲティとグッドマンに献呈されている。ハンガリーとルーマニアの様々な民俗舞曲の旋律の要素が詰め込まれ、更にジャズの要素も盛り込まれた。グッドマンに敬意を評してらしい。それは曲を一層面白くしてくれる。初演メンバーの録音も存在するが、ここでは異国の秀英たちによる演奏で、ある意味品の良さが加味された演奏と言える。B面のパーカッション入りのソナタも、リアルな音に大きなダイナミックレンジが味方につき、ステレオでは得られないダイナミクスが体感できる。モノとはいえ、ここまで録音が良いと恐ろしくさえある。現代曲としては破格の扱いを受けるバルトークだが、その真髄に迫れる。弦楽器入りの室内楽は有名な「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」がある。ここでは2名のピアニストと2名の打楽器奏者のために書かれた前期の「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」と同様にパウル・ザッハーにより再度委嘱されたことによって作曲された作品である。「打楽器が真の音楽性の中で生かされる極限を示している」と評価の高い作品である。1938年バーゼルで初演された。バルトークは協奏曲版の構想も始め、1940年に協奏曲版も感性させた。B面もA面でピアノ担当だったヴィルフリード・パリーに加え、アイリス・ラヴリッジの二人がピアノ。パーカッションはジルベール・ウエブスターとジャック・リーズ。リチャード・オースティンが指揮を執る。ARGOでは1956年にRG 89でリリース。フランスでは少し遅れて1957年頃BAM:LD 033で発売された。バルトーク好きには核となるような英国録音である。

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