商品コード:1385-031[PHILIPS] カザルス(vc) ホルショフスキ(pf) ヴェーグ(vn) / ベートーヴェン:Pfトリオ3番Op.1-3, VcソナタOp.17

[ 1385-031 ] Beethoven - Mieczyslaw Horszowski, Sandor Végh, Pablo Casals


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商品コード: 1385-031

作品名:ベートーヴェン:Pfトリオ3番Op.1-3-- 1.Allegro Con Brio--:2.Andante Cantabile Con Variazioni--3. Menuetto (Quasi Allegro)-- | --4.Finale (Prestissimo), VcソナタOp.17(原曲Hr.ソナタ)-- 1. Allegro moderato--2. Poco adagio, quasi andante-- 3. Rondo: Allegro moderato
演奏者:P.カザルス(vc)M.ホルショフスキ(pf)S.ヴェーグ(vn)
プレス国:オランダ, Holland
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 019 AY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【オランダでのステレオ再版】---赤/銀3本線土手, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス: 1Y 8/2Y 7, 1970年頃製造分・蘭PHILIPSプレス
ジャケット:【オランダでのステレオ第2版】---表コートペラ, 11時に□STEREO, Live Recording 〇Beethoven House Bonn, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし
トピックス:1958年9月ドイツ・ボン・ベートーヴェン生家でのモノラル/ステレオ・ライブ録音, 録音詳細不明, オランダでは1959年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00505 L/835 019 AY(アズキ/銀HI-FI STEREOレーベル・HI-FI STEREOロゴ付ジャケット入り)にて初リリース→1970年頃赤/銀3本線土手レーベル・□STEREO付きジャケット入り(当アイテム)---中間的プレス存在すると思われれる, 英国では1959年頃英PHILIPS:からモノラル:ABL 3271(当装丁)にて初リリース, ステレオは不明(未確認), フランスでは1959年モノラルのみ仏PHILIPSから:C 20にて初リリース, フランスでステレオの初期盤発売は1980年頃6529 166でリリース, これは1970年頃度リリース分のオランダでのステレオ再版, ドイツ・ボン・ベートーヴェン生家でのピアノ・トリオは3/5/7番の3曲だけと思われる(LP未発売だが5番「幽霊」も録音していた), HI-FI STEREOレーベルは高額LP!

商品詳細:ドイツ・ボンにあるベートーヴェン生家での1958年9月「ベートーヴェン祭」のライブ録音。カザルス音楽祭とはまったく異なる落ち着いた室内楽的世界が広がる。使用されたVcは生前ベートーヴェンが使用していたベートーヴェン・ハウス所蔵の楽器(詳細不明)。Op.97の他、Vcソナタ2/5番、Hrソナタ等が録音された。いずれもオランダではHIFI STEREOが存在するがレア。このプレスでも、素晴らしい演奏は充分伝わる。カザルスのアクが2人の参加で良い形で昇華している。実に精神的で平和な演奏!Philips Réalitésシリーズは5200部の限定生産の高価格のラグジュアリータイプで通常価格のTrésors Classiquesシリーズより1ランク上位タイプである。フランスではモノラルのみリアルタイムで発売され、ステレオ初期盤が発売されなかった可能性が高い。1970年代になって後期番号でリリースされた。この録音は3回目1958年録音でヴァイオリンにS.ヴェーグが参加した事で演奏スタイルはカザルス音源祭の時とは大きく異なる。カザルスの癖のような強引で剛直なスタイルは影を潜め、主役から只のチェロ奏者としての役割に代わっている。そうは言ってもカザルスの存在感は絶大であり、やはり通常のトリオ演奏とは別物と考える必要がある。贔屓めに見ても本人の意思に反してカザルスの意思が反映した演奏となっている点は否定できない。但しカザルス音源祭の時より音楽性への奉仕に主眼が向いた点は間違いない。そういう点ではカザルス音源祭の録音に疑問を持たれる方にはドイツ・ボン・ベートーヴェン生家での一連の録音は悪くない演奏ではないだろうか?ここではメインのトリオ3番の余白にホルン・ソナタOp.17をベートーヴェン自身がチェロのために編曲したチェロ・ソナタをカザルスが演奏している。ベートーヴェンはピアノ・パートはそのままに、チェロ用の楽譜も同時に出版したのは、ホルンの名手ジョヴァンニ・プントのために書かれた為、この曲を吹けるホルン奏者が少なかったからと思われる。ヴァイオリンに編曲された楽譜もあるらしい(近年の編曲)。レナード・ローズがチェロ・ソナタの校訂社として知られるがカザルスが使った楽譜は不明。このチェロ・ソナタOp.17はB面の半分以上あり初録音にして興味深い全3楽章作品。ドイツ・ボン・ベートーヴェン生家で録音されたピアノ・トリオは3/5/7番の3曲だけと思われる(LP未発売だが5番「幽霊」も録音していた。)

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