商品コード:1384-020[SUPRAPHON] B.ビュルチーク(vn)/J.パーレニーチェク(pf)/ マルティヌー:Vn協奏曲2番(1943), Pf協奏曲3番(1947)

[ 1384-020 ] Martinů – Concerto For Violin And Orchestra / Concerto For Piano And Orchestra


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商品コード: 1384-020

作品名:マルティヌー:Vn協奏曲2番 H. 293(1943) | Pf協奏曲3番(1947)
演奏者:B.ビュルチーク(vn)V.ノイマン指揮プラハso.--(Vn協奏曲)J.パーレニーチェク(pf)K.アンチェル指揮チェコpo.--(Pf協奏曲)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50031
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---赤/黒ライオン, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:E 73 C A/E 74 H B, 1963年頃の製造(ステレオ最古)
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅなしⒸ1962(ステレオ最古), 赤/銀SCレーベル入りは白系の別デザイン・ジャケットに入る
トピックス:1962年頃プラハでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1963年頃Supraphon A.S.によりコピーライト登録・同年輸出仕様がSUPRAPHON:SUA 10386/SUAST 50031(当装丁)にて初リリース, 赤/銀SCレーベルも存在する, 1958年頃ステレオのみSUA ST 50386に変更される, 国内仕様:DV 5804/不明, これは初年度リリース分輸出仕様のステレオオリジナルと思われる, 白系の別デザイン・ジャケットに入る赤/銀SCレーベルもあるが同年発売と思われる

商品詳細:作曲家ボフスラフ・マルティヌー(1890 - 1959)はオーストリア=ハンガリー帝国時代のボヘミア、ポリチカ(現チェコ共和国)の生まれ。6曲の交響曲を始め、様々な楽器のための30曲近くもの協奏曲、11作のオペラをはじめ、あらゆる分野で作曲を行うなど大変な多作家であった。マルチヌーとマルティヌーの両方の表記が用いられる、チェコ語的には「マルチヌー」が正しく、汎言語的な転写表記をしたものが「マルティヌー」となる。当社では「マルティヌー」で統一している。マルティヌーは、400作を残した大変に多作な作曲家である。チェコ時代、パリ時代、アメリカ時代、欧州時代と4つの時期に分けられる。アメリカ時代が創作活動の頂点にあたる。アメリカ時代に6つの交響曲が作曲された。ヴァイオリン協奏曲第2番もアメリカ時代の1943年に作曲された。同時代のヴァイオリン奏者であるミッシャ・エルマンは彼の演奏会を頻繁に訪れていた。この曲はエルマンからの依頼で作曲された。実はヴァイオリン協奏曲第1番 H.226は1932年から33年にかけて、サミュエル・ドゥシュキンの依頼で作曲されたが本人は気に入らず、一度も演奏することなく忘れらた。しかし1968年にアメリカのワシントン州スポケーン(Spokane)の米国議会図書館で発見され、1973年シカゴでヨゼフ・スークによって遅ればせながら世界初演された。1973年以前はヴァイオリン協奏曲第2番は唯一のヴァイオリン協奏曲として知られていたが、1番初演後は2番とされた。この曲はドヴォルザークに近いとされ、エルマンにより初演された。技巧の目立つ第1番とメロディアスな第2番といわれる。 Pf協奏曲3番は1937年の作で第2楽章でドヴォルザークのレクイエムの主題が引用されている。依頼者はいない。ラフマニノフの第3番と並ぶ魅力を持つ名作と評される。ヴァイオリンのブルノ・ビュルチーク(1924-1990)はモラヴィア・シロンスク地方カルヴィナー生まれ。プラハ音楽演劇アカデミーでヴァイオリンを学ぶ。1946年から1960年までプラハ交響楽団のコンサートマスターを務め、その後チェコ・フィルハーモニー管弦楽団に移籍。マルティヌー:Vn協奏曲2番が代表作である。ピアノのヨセフ・パーレニチェク( 1914 − 1991)はボスニアのトラヴニク生まれ。1935年にスメタナ三重奏団(後にチェコ三重奏団)を結成している。1936年からは奨学金を得てエコールノルマル音楽院に留学し、ディラン・アレクサニアンとピエール・フルニエに室内楽を師事した。また、このときにアルフレッド・コルトーの知遇を得、アルベール・ルーセルにも個人的に作曲を習っている。チェコ・ピアノ界の重鎮の一人。1962年以来プラハ芸術アカデミーのピアノ科と室内楽科の教授を務めた。これはマルティヌーの2つの協奏曲を収めた重要なLPである。

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