商品コード:1383-049t[SUPRAPHON] K.アンチェル / ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」, 組曲「兵士の物語」

[ 1383-049t ] Stravinsky - Libuše Domanínská, Marie Mrázová, Ivo Žídek, Dalibor Jedlička, Karel Ančerl


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商品コード: 1383-049t

作品名:ストラヴィンスキー:バレエ・カンタータ「結婚」(全4曲)--第1部-第1場 お下げ髪--第1部-第2場 花婿の家で--第1部-第3場 花嫁の出発 --第2部-第4場 結婚の祝宴 | 組曲「兵士の物語」(全8曲版)--1.兵士の行進--2.第2景への音楽--3.王様の行進曲--4.小さなコンサート--5.3つの舞曲 〔タンゴ - ワルツ - ラグタイム〕--6.悪魔の踊り--7.コラール-- 9.悪魔の凱旋行進曲
演奏者:K.アンチェル指揮チェコpoメンバー/チェコ・フィルハーモニックcho.L.ドマーニンスカー(s)M.ムラーツォバー(a)I.ジーテク(t)D.イェドリチュカ(bs)A.ヴィルデ, Z.コジナ, P.トペルチェル, J.マルコル(pf)ー---(結婚), L.ペシェク指揮プラハ室内管楽ens. .---(兵士の物語)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50623
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル・タイプ】---赤/銀SC逆内溝, グルーヴガード厚手, Ⓟ1965, スタンパー/マトリクス:E 589 B A/E 590 D A, 1966年頃製造分, Manufacturing Date Code:62.2
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様のステレオ・オリジナル】---見開中入表コートペラ, 1時に小型金ステレオシール付, ジャケ裏年号なし, ⓅなしⒸ1965(輸出仕様のステレオ最古)
トピックス:「結婚」(アンチェル):1964年5月28-30日, 兵士の物語(ペシェク):1964年頃のモノラル/ステレオ録音, 録音技師: František Burda, プロデューサー:Ladislav Šíp, 1965年頃Supraphon A. Sによりコピーライト登録・同年輸出仕様がSUPRAPHON:SUA 10623/SUAST 50623(当装丁)にて初リリース, これは1966年製造のオリジナル・タイプ盤が1965年製造のオリジナル・ジャケットに入るケースで毎年のようにプレスを繰り返すSUPRAPHONでは初年度プレスに当たる確率は低い, 1-2年落ち程度はほぼオリジナルとして差し支えない, 国内仕様は同年:不明/SV 8246にて初リリース, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:当社でも入荷の珍しい録音。チェコの指揮者二人が1曲づつストラヴィンスキーを録音。アンチェルは「結婚」。ペシェクは「兵士の物語」と分け合った。アンチェルは1964年録音。1967年にはカンタータとミサも追加録音したが、皮肉にも翌1968年ソ連はチェコに軍事介入(チェコ事件)が起り、アメリカへの演奏旅行中だったアンチェルはそのまま米国亡命。祖国に戻る事はなかった。詳細は不明だが、その後の彼がロシア作品を録音した事実は聞かない。国内作品はチェコの指揮者。海外作品は西側のメジャー指揮者の2本立てで運営ししてきたSUPRAPHON。ストラヴィンスキーは東側作品として国内作品と同等の扱いにしたようである。旧ソ連の衛星国当時、ロシア人指揮者を招いて音楽文化まで支配されたくなかったという感覚はよく理解できる。ストラヴィンスキーなら自分たちで出来ると判断したようである。そこでバレエ・カンタータ「結婚」にはチェコ・フィルの主であるアンチェルが担当した。歌手4人と合唱、更に4人のピアニストを含む曲。「結婚」はブロニスラヴァ・ニジンスカの出世作として知られており、「20世紀のバレエ作品の最高傑作の一つ」との評価がある。作品はディアギレフに献呈された。初演は1923年6月13日にパリのゲテ・リリック座において、バレエ・リュスにより上演された。初演はシャルル・フェルディナン・ラミュによってフランス語に翻訳されたもの。振付はソ連を亡命して1年足らずのブロニスラヴァ・ニジンスカ、美術と衣装はナタリア・ゴンチャロワ、指揮はエルネスト・アンセルメが担当した。初演指揮者アンセルメによる1961年のデッカ盤が有名である。アンチェルは意外にもストラヴィンスキーの結婚、カンタータ、ミサを録音しており、得意としていたようである。ロシア人指揮者に頼る必要は全くなかったのである。「ペトルーシュカ」、「春の祭典」の名演も知られ、アンチェルの独特な分析的指揮法が冴える演奏で、チェコ・フィルを存分に動かしている。一聴に値する内容。B面では「兵士の物語」をチェコ人指揮者のリボール・ペシェクが振る。リボール・ペシェク(1933 - 2022)はプラハに生まれ。ヴァーツラフ・スメターチェクやカレル・アンチェルらに指揮法を師事した。1958年から1964年までプルゼニやプラハの歌劇場に勤務。プラハ室内ハーモニー管弦楽団を創設して音楽監督に就任した。1980年から1981年までスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を、1982年から1990年までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を務めた。チェコ音楽の普及に努めた。アンチェルの弟子らしく、アンチェルの弟のような印象。管楽器を高らかに鳴らして語り手の登場しない組曲版を演奏。その為オケは小オーケストラではなく。管楽アンサンブルとしている。人物が登場する音楽劇版「兵士の物語」とは大きく印象が異なる。

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