商品コード:1382-016p[PHILIPS] C.d.フロート(pf) / ショパン:24の前奏曲Op.28(全曲)
商品コード: 1382-016p
商品詳細:コル・デ・フロート(1914-1993)はアムステルダム生まれの男性ピアニスト。ジェラルド・ヘンゲフェルトとジョージ・ヴァン・レネッセに師事。1936 年にウィーンで開催された国際ピアニスト・コンクールに出演。エミール・ギレリスとヤコブ・フリエールと共に受賞者の一人で5位となった。片腕のピアニスト、パウル・ウィトゲンシュタインが審査員であった。レパートリーではベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番は最も多く演奏した曲らしい。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめとするオランダ有数のオーケストラと共演してピアニストとしての地歩を固めた。1938年からハーグ音楽院で教鞭を執るようになった。第二次世界大戦後は、欧米各地で演奏活動を展開したが、1959年に神経障害で右手が使えなくなり、以降は左手のみのピアニストとして活動した。両手用のピアノ作品の左手用編曲も精力的に行った。1993年に79歳で亡くなるまで精力的に活動を続けたが、録音はPHILIPSのモノラル期がその大半である。ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲をPHILIPSに最初に録音したピアニストであった。ウニンスキーと並ぶPHILIPSモノラル期の看板的なピアニストである。ショパンを得意としたほか、モーツァルトのピアノ協奏曲も録音している。PHILIPSのLP初頭の時期からオッテルローの指揮でメジャー協奏曲を数多く録音している。フロートとウニンスキーの2人でPHILIPSにおけるショパンのメジャーソロ作品を分け合って録音した。パワフルで知られるフロートなのでどの曲も、重量級の存在感で全体を整える力があった。ステレオ期ではあり得ないリアルで近視眼的な音が魅力!作曲家としても80以上の作品を残し、オランダ放送協会の監督も務めた重鎮であった。
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