商品コード:1381-048b[PHILIPS] H.シェリング(vn) I.ヘブラー(pf) / シューベルト:Vnソナチネ1~3番Op.137, 二重奏曲D.574

[ 1381-048b ] Schubert - Ingrid Haebler & Henryk Szeryng


通常価格:¥ 9,900 (税込)

¥ 9,900 (税込)      

数量

商品コード: 1381-048b

作品名:シューベルト:Vn作品集/VnとPfのためのソナチネ1番Op.137-1 D.384, VnとPfのためのソナチネ2番Op.137-2 D.385 | VnとPfのためのソナチネ3番Op.137-3 D.408, VnとPfのための二重奏曲 イ長調(デュオ)Op.162 D.574
演奏者:H.シェリング(vn)I.ヘブラー(pf)
プレス国:フランス, FRANCE
レーベル:PHILIPS
レコード番号:6500 885
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/白4本線狭内溝, 枠内に白字でSuper Artistique - STÉRÉO 33 1/3, 白字でMade in France, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:AA 6500 885 1Y 1 Ⓟ1975 670/AA 6500 885 2Y 2 Ⓟ1975 670, 1975年頃製造分(フランス最古), 土手付レーベル存在せず
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コート厚紙背茶疑似皮張, 10時に黄色ベース楕円 Collection Trésors Classiques, Super Artistique - STÉRÉO, ジャケ裏文字:なし, ⓅⒸなし(フランス最古)
トピックス:【フランス盤は入荷希少タイトル!】---1974年7月23-26日ステレオ録音, 録音場所不明, 録音詳細不明, オランダでは1975年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:6500 885(赤/銀3本線土手レーベル)にて初リリース, フランスでは同1975年6500 885(当装丁)にて初リリース, これは1975年初年度リリース分のフランス・オリジナル, この番号は非常に希少でシェリングの珍しい選曲, 1970年代のPHILIPS録音ではレア度トップクラスの一枚, フランス盤は初入荷希少タイトル!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:レアなシューベルト。1975年の発売。ヘブラーとのデュオはモーツァルトと同様。彼女の優しいピアノが、この録音にどのくらい恩恵をもたらしているかが窺える。少々ゴツゴツしがちな男性Vn奏者のシューベルトだが、彼女のピアノがそこを救っている。モーツァルトに比べ、非常にプレスが少なく、片分れはないと思われる。シューベルトの演奏というのは難しいと思う。多分に感情的な曲なので、演奏者の心象がそのまま表れるようだ。女性奏者が多いのはその為だろう! この時期のシェリングはモノラル期とは打って変わったこなれた演奏をするようになる。特にPHILIPSで組んだイングリット・ヘブラーとは相性が良かったようで外れはない。モーツァルトのVnソナタ全集はご存じの通り大きな成功を収めた。同じ時期に行われたシューベト:Vn作品集は1枚だけだが、こちらは特別プレスが少なかったようで遥かに希少な盤となっている。1970年代のシェリングは明るい音色でよく歌い、綺麗な音を出している。以前はもっと硬派な奏者だったが、何がこの変化をもたらしたのろう。推測だが、同じレーベルとなったグリュミオーの存在が影響を与えたのではないだろうか? ヘブラーとのデュオで見せる演奏はシェリングがグリュミオーのスタイルに歩み寄っているような印象を受ける。元々理性と重厚さを備えたドイツ/ポーランド的スタイルであったシェリング。艶やかさと気品のフランコ・ベルギー楽派の2人が、ここPHILIPSではやや近づいたように感じる。グリュミオーも盛んに録音したシューベルト:Vn作品集。シェリングはこの1回だけと思われるが、2人のスタイルの違いと共通点を探る面白い機会だろう。1970年代は2人が共に技術的円熟を極めた時期である。シェリングにとってシューベルト:Vn作品集は得意とする曲ではなかったものの、円熟気を迎えたタイミングでの録音が意外な発見を見せてくれる。

H.シェリングの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog