商品コード:1381-056[Concert Hall] C.フェラス(vn)/ ラロ:スペイン交響曲Op.21, バレエ音楽「ナムーナ」(抜粋4曲)

[ 1381-056 ] Lalo – Christian Ferras - Symphonie Espagnole / Namouna


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商品コード: 1381-056

作品名:ラロ:スペイン交響曲Op.21--I. Allegro Non Troppo--2.Scherzando--3. Intermezzo-- 4.Andante-- | --5. Rondo, バレエ音楽「ナムーナ」~セレナード, ~主題と変奏, ~市場の行列, ~異国の祭り
演奏者:C.フェラス(vn)R.クロプフェンシュタイン指揮モンテカルロ国立歌劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Concert Hall
レコード番号:SMS 2675
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀Concert Hall, グルーヴガード厚, 工場:f, 3時に〇Synchro Stereo, スタンパー/マトリクス:SMS 2675 1-23/SMS 2675 Ⅱ-23(手書き文字マトリクスとMスタンパー+パテキュラー), 1970年頃の製造分・3種併存のPathéプレス(フランス・ステレオ最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス最古)
トピックス:1969年モナコ・モンテカルロでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1970年頃Concert Hall Society, Inc.グループによりコピーライト登録・同年仏Concert Hall:SMS 2675(当装丁)にて初リリース→1979年Festival Classique:FC 415, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 同年ドイツでは Musical Masterpiece Society:SMS 2675にて初リリース, 英国では英Concert Hall:SMSA 2675にて初リリース, フェラスは1958年7月26日W.ジュスキント指揮フィルハーモニアo.との旧録音がEMIに存在する(+ブルッフ), この「スペイン交響曲」はフェラスの2回目録音

商品詳細:多国籍レコード会社である「コンサートホール・レーベル」は当初価格の安さと通信販売方式という手軽さで世界中に展開し、大きな成功を収めたレーベルだったが、音楽家の知名度や使用できるオケのレベルなどでニ流の扱いに甘んじていたところがあった。しかしそういう流れを打破する為か、1960年代中期にはチェロのピエール・フルニエの録音を行い、世界をアッと言わせた。大物器楽奏者の第2弾として契約が交わされたのがヴァイオリンの大物であるクリスチャン・フェラスである。クリスチャン・フェラス(1933 - 1982)はフランス生まれのヴァイオリニスト。モノラル期はDECCA、Telefunken、EMI系等に多くの名演を残した名ヴァイオリン奏者である。1964年頃から相棒のピエール・バルビゼとともにDGGに移籍し、カラヤンと組んで多くのメジャーVn協奏曲録音を残したことで知られる。DGGに残した最後の録音が1968年の小品集で1969年に発売され、それがDGGでの最後のLPとなった。その隙間に乗じたのが「コンサートホール」であった。1970年にはラロ:スペイン交響曲、1971年からは古き相棒のピエール・バルビゼと2回目のベートーヴェン:Vnソナタ全集、1972年にオーケストラ付き小品集と3タイトルが発売された。スペイン交響曲の録音時、フェラスはまだ37歳であり、1960年代後期からみると、すでに全盛期を過ぎてはいたが、新天地で新しい気分で精力的に録音を行うフェラスに復活の兆しを感じたの方は多かったに違いない。この後の1978年には米国レーベルのSine Qua Non Superbaからバッハの「無伴奏Vnソナタとパルティータ」全曲を発売して驚かせた。1975年には、その功績によってパリ音楽院より表彰されたが、健康の不調を理由に、公的な活動からは退くようになる。フェラスの病的な飲酒癖はつとに知られており、周囲からは、演奏活動の極度のストレスからくるものとみなされていた。精神を病んだ彼は1982年に悲劇的な最期を迎えてしまう。指揮とオケは大手レーベルと比較すればやや弱いが、フェラス自身はかなり元気よく、リラックスして演奏している。流石に弦の音は1950年代に比べ細くなったが、自由度の高い表情には愉しんで弾いている様子が伝わってくる。Concert Hallでの最初の録音となったラロ:スペイン交響曲!指揮者、ルネ・クロプフェンシュタイン( 1927-1984)はスイス・ローザンヌ生まれの指揮者。熱気ムンムンのオケでラロの情熱的世界を演出した。無名だが、デキる指揮者。

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