商品コード:1380-005n[ETERNA] J.E.ケーラー(org) / バッハ:フーガの技法BWV.1080

[ 1380-005n ] Bach - Johannes-Ernst Köhler ‎– Die Kunst Der Fuge BWV 1080


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商品コード: 1380-005n

作品名:バッハ:フーガの技法B.1080(org独奏版)/--Contrapunctus 1 A 4~ Contrapunctus 5 A 4-- --Contrapunctus 6 A 4 In Stylo Francese~Contrapunctus 10 A 4 Alla Decima-- | -- Contrapunctus 11 A 4~Canon Alla Decima, Contrapunctu Alla Terza-- -- Canon Alla Per Augmentationem In Contrario Motu~Fuga A 4 Soggetti
演奏者:J.E.ケーラー(org/ナウムブルク・聖ヴェンツェル教会のヒルデブラント製オルガン)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:825 915-6
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A : Sに近い美品!
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀, グルーヴガード厚手重量, スタンパー/マトリクス:825 915-1B/825 915-2A・825 916-3C/825 916-4C, Time Code:J9 SOR/J9 W-R・J9 SOR/K9 SOR, 1969年頃製造分(最古), V字ステレオ存在せず
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---長ステレオ見開中入両面ツヤペラW, ジャケ裏年号:Ag 511/01/69(最古)
トピックス:1967年6月19–26日ドイツ・ザクセン=アンハルト州・ナウムブルク・アン・デア・ザーレ(Wenzelskirche Zu Naumburg)・聖ヴェンツェルス教会でのステレオ録音, 録音技師:Eberhard Richter, プロデューサー:Reimar Bluth, 1969年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:825 915-6(当装丁)にて初リリース, これは1969年初年度リリース分のオリジナルで厚手最重量盤!, ザカリアス・ヒルデブラント(1688-1957)の手による1746年製ヒルデブランド・オルガン(Hildebrandオルガン)を使用・ゴットフリート・シルバーマンの弟子, 内容のわりに安価!演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:オルガン・ソロによるフーガの技法は録音が多い。ヴァルヒャに代表されるだろう。個性の出る曲種でもあり、他者の演奏を聴くことで更に面白さが増し、ヴァルヒャの位置も明確になる。盤面を光に当てると、ギザギザがはっきりと浮かび上がり、高音質を物語る。東側の小さな町、ナウムブルグにある聖ヴェンツェルス教会のOrgを使用。大音量も出るが、小型Org的な繊細な音質がよく出た近代スタイル。少なくともヴァルヒャより面白いと思う。長ステレオ見開中入両面ツヤペラWジャケットが最初。オルガンのヨハネス・エルンスト・ケーラー(1910-1970)は旧西ドイツ、ニーダーザクセン州ヘルムシュテットの生まれ。ライプツィヒ音楽院で学び、カール・シュトラウベ(Karl Straube, トーマス教会のオルガニスト)やギュンター・ラミン(Günther Ramin, のちのトーマスカントル)に師事。1949年以降、ワイマールの音楽大学(フランツ・リスト音楽大学ワイマール)のオルガン教授となり、後進を多数育てた。同時にワイマール市教会(Herderkirche) のオルガニストを務め、トーマス教会における伝統をワイマールに継承した。ETERNAの複数人による最初のバッハ:オルガン作品全集の一人として参加。ブクステフーデ、ラインベルガー、レーガーなどの作品も録音している。演奏スタイルは、カール・シュトラウベの流れを汲む「ロマン的バッハ解釈」で、荘厳で重厚な音色が特徴で特にワイマールのヘルダー教会のクリスティアン=シルバーマンのオルガン(18世紀の銘器)を使った録音は貴重である。ケーラーは、ナチ時代から戦後にかけてオルガン界を支え、特に東独ではバッハ伝統の担い手と見なされていた。彼の演奏スタイルは古典的でロマン主義的な表現(テンポの伸縮、豊かなレガート)を重んじるものだが、当時のバッハ解釈を知る上で貴重といえる。東独のオルガン文化を牽引した人物である。フーガの技法は1967年の聖ヴェンツェルス教会での録音でロマン的・荘重な古典的でノスタルジックな演奏が充分に楽しめるETERNAならではの録音。ETERNAにはオルガン録音が大量にあり、モノラル期からオルガンの録音にはノウハウを持つ。音質は非常に良い!

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