商品コード:1379-015[DF] F.エティエンヌ(cl) ヴェーグQt/ モーツァルト:Cl協奏曲K.581, Cl五重奏曲K.622
商品コード: 1379-015
商品詳細:1136号で2種紹介した12"のDF 2が大きな話題を呼んだ。ディスコ・フィルを代表する名演で、フランスの室内楽からいっても、モーツァルトの協奏曲からいっても、欠かす事の出来ない代表盤である。録音も大変優れており、録音、曲、演奏、と三拍子揃った稀少盤である。状態が良いものは殆ど入荷ない。K.622は1941年初回録音のSP復刻ヴァージョンと1953年2回目モノラル録音の2種が存在し、何方も同じ2(DF2)で発売されている。それは12"と10"の両方に言えることで、つまり同じ番号で計4種の異なる内容が存在する複雑な話である。当時のフランスのメーカーは曲が間違っていなければ良いではないかというスタンスだったのだろう。今回パテキュラーとM6スタンパーを詳しく比較した結果、当12"の2(DF 2)は1953年2回目の録音であると断定した。1941年録音より大人しめの演奏と音質ということも1953年録音に間違いない。ちなみに、12"のパテキュラー:M6と10"のそれは異なるので注意。12"のパテキュラー:M6はPARTX 15477/M6 138470が初回録音、PARTX 19513/M6 148668が2回目録音となる。10"の1941年分のパテキュラー/M6が未だ不明なので、ご存じの方は是非お知らせいただければ公開する予定。もちろん1953年録音も文句なしの名演で、その中で少しでも良い音を欲するなら10"だろう。なお、12"にカップリングされているK.581には2桁番号の初期盤が存在しないが、25 031という廉価版が存在する。12"はジャケット形状から見て1954年以降の発売と思われる。
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