商品コード:1379-033n[ETERNA] H.レーグナー/ シューベルト:交響曲ホ長調D.729(ワインガルトナー版)

[ 1379-033n ] Schubert - Rundfunk-Sinfonie-Orchester Berlin, Heinz Rögner, Felix Weingartner


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商品コード: 1379-033n

作品名:シューベルト:交響曲 ホ長調D.729(ワインガルトナー補筆版)/-- 1. Adagio - Allegro--2. Andante-- | --3. Scherzo. Allegro Deciso - Meno Mosso-- 4. Allegro Vivace
演奏者:H.レーグナー指揮ベルリン放送so.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:827 102
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED黒/銀, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:827 102-1C/827 102-2A , Time Code:B79 W N/F78 W NT, 1979年頃製造分(最古)
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---ED両面ツヤペラ, ジャケ裏年号:Ag 511/01/78, ⓅⒸなし(最古)
トピックス:1977年ベルリンでのステレオ録音, 録音技師:Horst Kunze, プロデューサー:Eberhard Geiger, 1979年VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:827 102(当装丁)にて初リリース, シューベルトEDのための録音なのでEDレーベルのみ存在する, 他のシューベルト:交響曲全集はサヴァリッシュ/ドレスデンsk.の旧録音(エディション以前の1960年代録音)がエディション採用された, 使用楽譜:Verlag Universal Edition A. G. Wien., ジャケットが1年早く出来上がったケースで実際のリリースは1979年と思われる, 演奏:★★★★★, 録音:★★★★+

商品詳細:シューベルトの交響曲ホ長調D729はシューベルトが作曲した未完成の交響曲群の中の一曲。「未完成・交響曲」として有名なD759とは異なる曲で第4楽章の途中まで楽譜が存在し、小節数まで確定した未完のフルスコアという、シューベルトの未完成作品では珍しい形で放棄された曲である。旧全集の編纂者は、ピアノ・スケッチは既に書き終わり、あとはフルスコアに取り掛かるまでになっていたと判断し、完成扱いで「交響曲第7番」の番号を与えられた時代もある。新シューベルト全集(英語版)の編纂者は「ほとんど何も書いていないフルスコアを『完成』と判断するのは早計」と判断した為、通し番号は与えられていない。上述のような事情から、「スコアの空白を埋める」という形で後世に補筆完成版が作られた。オーケストレーションが施されたものでは、フェリックス・ワインガルトナーによるものとブライアン・ニューボールドによるものの2種類が存在する。レーグナーはワインガルトナー版を使用。ワインガルトナー版はシューベルトのスコアの音符を大胆に変更しているのに対して、ニューボールドはスコア通りに復元したと主張している。例えば「第4楽章の結末が唐突」として書き変えたワインガルトナーに対し、ニューボールドは無変更で処理している。ワインガルトナー版の第4楽章が「Allegro vivace」であるのに対し、ニューボールド版の第4楽章は「Allegro giusto」となっている。ニューボールド版録音は1984年のネヴィル・マリナー/ アカデミー室内o.がある。ワインガルトナー版での最初の録音は1952年フランツ・リチャウアー/ ウィーン国立歌劇場o.と思われる。録音は少なく、H.レーグナー指揮ベルリン放送so.は史上2人目と思われる。2020年にオーストリアの作曲家リヒャルト・デュンサーの手による補筆完成版も発表された。その第4楽章は「Allegro Giusto」。一つあれば良いであろう曲なので、ETERNAのH.レーグナー指揮ベルリン放送so.にとどめを刺す。シューベルトらしい重厚さが目立つ作品で完成していたら、8番「未完成」、9番「グレイト」等と同様に頻繁に演奏されていたに違いない。ETERNAはサヴァリッシュ/ドレスデンsk.にシューベルト:交響曲全集を依頼したが、シューベルト・エディションの時代となって「交響曲 ホ長調」だけはH.レーグナー指揮ベルリン放送so.に任せた。シューベルト・エディションではサヴァリッシュ/ドレスデンsk.の旧録音がエディション採用された。「交響曲 ホ長調」のみ指揮者が異なるエディションとなり、より単独録音の印象が強い。

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