商品コード:1377-051p[HMV] V.ゲオルギウ(pf) / リスト:Pfソナタロ短調 S.178, シューベルト:さすらい人幻想曲Op.15 D.760

[ 1377-051p ] Valentin Gheorghiu - Schubert / Liszt – Fantezia „Călătorul" / Sonata În Si Minor


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商品コード: 1377-051p

作品名:リスト:Pfソナタロ短調 S.178 | シューベルト:さすらい人幻想曲Op.15 D.760
演奏者:V.ゲオルギウ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ALP 1708
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, グルーヴガード厚, スタンパー/マトリクス:2XEA 1480-6N/2XEA 1482-1N (最古), 1959年頃製造分(最古), 金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤存在せず
ジャケット:【英国でのオリジナル】---三方折返表コート厚紙, ⓅⒸ1959, ジャケット裏年号:なし(英国最古)
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1959年又はそれ以前のロンドンでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 1959年 E.M.I.Records Limited (Controlled by Electric & Musical Industries Limired.) Hayes・Middlesex・England によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1708(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 当社初入荷の希少タイトル!, 1964年頃ルーマニア・ブカレストで全く同一内容のモノラル録音あり, 1965年頃Electrecord S.Aによりコピーライト登録・同年Electrecord:ECE 0214(黄/銀内溝▽33レーベル)にて初リリース→1968年頃同一番号・白/赤内溝レーベル・ジャケット裏66)で2回目録音が存在するElectrecordのみの発売

商品詳細:ヴァレンティン・ゲオルギウ(1928-2023)の名は、最近では知られるようになったが、まだメジャーとは言えない。西側大手レーベルならば大変人気を博していただろうと思える実力の持ち主である。ゲオルギウはパリでラザール・レヴィ、マルセル・メイエルに学び、HMV等にも録音がある。自国に戻り、ルーマニアの音楽発展に貢献。故国のレーベルElectrecordを背負い貢献した。同じデザインのジャケットで何種かの協奏曲が出ている。ゲオルギウの音は太く、リアル。東欧の小さな国の優秀録音。ソロはよく弾み、洒落っ気があり、類まれな才能を持ったピアニストである。MELODIYAの古い機材をおさがりで使っていると思われる。同じ時期の西側録音を遥かに上回る音楽性を感じる演奏と録音。ゲオルギウのピアノは同じ故国のハスキルと通じる所がある。柔らかく、ふくよかでゴムの様な弾力を感じる音も持つ。知る人ぞ知るルーマニアの名手。ゲオルギウのファンの方からするとあまり知られて欲しくないピアニストだろう。そのような気持ちはよく理解できる。ルーマニアに進歩と発展をもたらした貢献」への感謝のしるしとしてグランドクロス学位で国家勲章を授与された。1958年に第1回「ジョルジュ・エネスク」国際フェスティバル&コンクールに参加し、兄のヴァイオリニスト、シュテファン・ゲオルギウとともに出演した。パリ留学しただけあり、聴かせ所をよく知っているピアニスト。パワーだけでなく豊かな表現力が見事。リストのPfソナタ ロ短調をこんな風に美しく弾けるピアニストは滅多にいない!希少タイトル!晩年はジョルジュ・エネスク国際コンクールの審査員をしていた。これはルーマニア録音以前の1959年又はそれ以前の英国EMI録音。1964年頃ルーマニア・ブカレストでの同一内容のモノラル録音されElectrecord:ECE 0214でリリースされたが、当ALP 1708は1959年に発売された為、別録音である。こちらがゲオルギウの初回録音となるようである。早い時期にEMI録音があったとは驚き!

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