商品コード:1374-050[VSM] J.バルビローリ/ シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5

[ 1374-050 ] Schoenberg – Pelleas & Melisande


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商品コード: 1374-050

作品名:シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」Op.5
演奏者:J.バルビローリ指揮ニュー・フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 063-01899
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---カラー切手ニッパー, グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:21/21, 1971年製造分Pathéプレス
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ⓅⒸなし
トピックス:1967年12月19日ロンドン・Kingsway Hall, London・でのステレオ録音, 録音技師:Peter Bown, プロデューサー:Ronald Kinloch Anderson, 英国では1968年 ASD 2459(赤SCニッパーレーベル・三方折返表コートペラ・ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1968年La Voix De Son Maître:2C 063-01899(赤白SCニッパー段なし中STEREOレーベル)ではないかと思われる(未確認)→1971年頃カラー切手ニッパーレーベル・同一ジャケット入り(当アイテム)に変更

商品詳細:シェーンベルクの「ペレアスとメリザンド」は唯一の交響詩である。最初の構想ではオペラを書く予定でいたが、ドビュッシーが先にオペラを作曲して成功したので、最終的には交響詩に落ち着いた1903年の作。フォーレ、シベリウスの劇付随音楽(ともに組曲に編曲)とも同様に、メーテルランクの『ペレアスとメリザンド』に基づく。シェーンベルクが無調時代に入る以前の作品で、後期ロマン派風の交響詩であるが、複雑な対位法の駆使、四度和音の使用、交響曲を単一楽章に収めたような形式など、様々な試みがなされている。1905年1月25日に、ウィーンにて作曲家自身がウィーン演奏協会管弦楽団を指揮して初演された。日本初演は1972年1月12日に、東京文化会館にて若杉弘と日本フィルハーモニー交響楽団により行われた。大規模な4管編成をとっている。この録音は以外にも英国の大指揮者であるバルビローリ指揮/ニュー・フィルハーモニアo.である。バルビローリは1970年、大阪万博の年にニュー・フィルハーモニア管と初来日する予定であったが、来日を待たずに急逝してしまった。「ペレアスとメリザンド」は1899年の「浄夜」、1911年の「グレの歌」に続くシェーンベルクの傑作の一つ。初めて聴いても違和感なく感じられる濃厚なロマンティシズムを持つ作品である。ゆえにバルビローリが興味を持った点も頷ける。後期ロマン派的な性格を有しており、バルビローリはそのあたりをやや強調して、全体にオケのうねりを見事に描き出している。ドラマティックでありパワーを惜しみなく適度に使い、起伏の大きな演奏としている。イメージとして英国人指揮者の近代作品は整い過ぎているという先入観を持たれやすいが、バルビローリが手掛けただけあり濃密な音の洪水と高揚感が入り混じる素晴らしい演奏になっている。「ペレアスとメリザンド」における名演として間違いないだろう。

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