商品コード:1373-029n[MELODIYA] L.オボーリン(pf) / チャイコフスキー:ピアノ組曲「四季(12の性格的描写)」Op.37bis

[ 1373-029n ] Tchaikovsky - Lev Oborin – The Months


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商品コード: 1373-029n

作品名:チャイコフスキー:ピアノ組曲「四季・12の性格的描写」Op.37bis/--1月「炉端で」--2月「謝肉祭」--3月「ひばりの歌」--4月「松雪草」--5月「白夜」--6月「舟歌」-- | --7月「刈り入れの歌」--8月 「とり入れ」--9月 狩の歌」--10月「秋の歌」--11月「トロイカ」--12月 「クリスマス」
演奏者:L.オボーリン(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 04104
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第3版世代】---黄色/緑DL(ダブルレター), ▽33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-68, TУ-なし, 1969年頃の製造分, ГОСТ 5289-56が最初(当盤ではない), レニングラード「Leningrad」レニングラードスキー工場製作
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---両面紙ペラ(レニングラード), ジャケット裏年号:Apt. 11-8 Зак.1470-10000, 製作/印刷:Ленинградский Завод Грампластинок
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---1957年またはそれ以前のモスクワでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1957年MELODIYA:Д 04104(中期プレ・メロディアレーベル世代)にて初リリース→1962年頃後期プレ・メロディアレーベル世代に変更→1969年頃DL(ダブルレター)世代に変更(当アイテム)→1975年頃SL・シングルレター世代に変更---と変遷する, ステレオ存在せず, 過去にプレ・メロディアレーベルの入荷は多くない, 入荷の少ない希少タイトル!MELODIYAで最初の「四季」の録音だった

商品詳細:L.オボーリンによるチャイコフスキーの「四季」で、MELODIYAで最初に録音された「四季」のLPである。チャイコフスキーによるピアノ作品の代表作でオボ―リンが手掛けた意味は大きい。オボーリンはロシア4大教師K.イグムノフ門下の愛弟子で、第1回ショパン・コンクールの覇者としても知られるロシア最大のピアニストである。当盤は彼のロシア時代の代表的な録音であり、得意のチャイコフスキー作品ということもあり、非常に完成度の高い名演である。一音一音のタッチが極めて繊細であることは勿論のこと、全体の構成も計算され尽くした完全無欠の1枚である。レフ・オボーリン(1907- 1974)はモスクワ生まれのピアニストで教育者。ウラディーミル・アシュケナージなど多くの優秀な弟子を世に送り出した。モスクワのグネーシン音楽学校で学び、ミハイル・グネーシンの姉でフェルッチョ・ブゾーニの高弟であったエレーナ・グネーシナにピアノを、アレクサンドル・グレチャニノフに作曲を師事。1921年にモスクワ音楽院に入学を許され、ピアノ科と作曲科に籍を置いた。コンスタンチン・イグームノフの高弟である。1927年に第1回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たした。その後ポーランドとドイツで演奏旅行を行った。1945年までロシア国内で積極的な演奏活動を行った。教育者としては、1948年より母校モスクワ音楽院で教鞭を執った。主要な門人にウラディーミル・アシュケナージ、エカテリーナ・ノヴィツカヤ、ディミトリー・サハロフ、アレクサンドル・バフチエフ、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、アンドレイ・エゴロフ、ペーター・レーゼル、野島稔などがいる。第4回および第5回ショパン国際ピアノ・コンクールとリーズ国際ピアノ・コンクールで審査員を務めたほか、モスクワ、リスボン、パリ、ツヴィッカウのコンクールでも審査員に名を連ねた。多くの旧ソ連のピアニストがピアノ組曲「四季」を録音しているが、MELODIYAでの最初の録音がオボーリンであった。最初の録音にして完全無欠な演奏である。その後にいくつも録音が続くことになるが、オボーリンのレベルに到達する演奏はないと思われる。

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