商品コード:1369-063b[ARGO] B.グリーヴィ(a)/ ヘンデル:オペラアリア集(全10曲)

[ 1369-063b ] Bernadette Greevy, The Academy Of St. Martin-in-the-Fields, Raymond Leppard – Airs By Handel


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商品コード: 1369-063b

作品名:ヘンデル:オペラアリア集10曲/歌劇「ゲルマニア王オットーネ」HWV.15~第1幕 アリア「Vieni, o figlio」, 歌劇「パルテノーペ」HWV..27~第1幕 Voglio dire al mio tesoro, 歌劇「アレグザンダー・バルス」HWV..65~ 第3幕 Convey me to some peaceful shore, 歌劇「アルチーナ」HWV..34~第2幕 アリア「緑の牧場よ、心地よい森よ」, 歌劇「ゲルマニア王オットーネ」 HWV 15~第1幕 アリア「La speranza e giunta in porto | 歌劇「テッサリオ王アドメート」 HWV 22 - 第1幕 苛酷な運命はその顔を和らげ, 歌劇「ロデリンダ」 HWV 19~第1幕 いとしい人よ今何処に, 歌劇「リナルド」 HWV 7~第2幕 私を泣かせてください(涙の流れるままに), 歌劇「アタランタ」 HWV 35~第1幕 アリオーソ「愛しい森よ」, 3声のカンタータ「クローリ、ティルシとフィレーノ」 HWV 96~第2部 アリア「Come la rondinella」
演奏者:B.グリーヴィ(a)R.レッパード(cemb)指揮アカデミー室内o.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:ARGO
レコード番号:RG 501
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---紺紫/銀中溝・大ロゴ大レーベル, グルーヴガード厚手, Ⓟ1966, 1966年頃製造分(最古)
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---折返表コートペラ
トピックス:【モノラルオリジナルは希少!】---1965年10月ロンドン・Kingsway Hall, London・でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1966年Argo Record Company Limitedにてコピーライト登録・同年ARGOからモノラル:RG 501(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:ZRG 501(濃緑/銀中溝・大ロゴ大レーベル・グルーヴガード厚手盤・折返表コートペラ・ジャケット入り)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分モノラル・オリジナル, ステレオの方が多くモノラルは希少, モノラルはよりリアルな声で貴重プレス!, DECCAプレスのLXT中溝レーベル同等プレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:グリーヴィの録音は英ARGOに数点があり、宗教曲専門のようだ。アルトという音域ながら、その清楚な響きが宗教曲に合っている。同じARGOのスポーレンベルクと共に素晴らしい歌手。クセの少ない声はアルトとしては、クリアーで落ち着きがあり、信頼に足る何かがある。ヘンデルのアリアという少々マイナーな曲種だが、彼女の声で聴くと実に良い曲ばかりに聴こえる。穏やかな気持ちになれる隠れた名録音。歌手バーナデット・グリーヴィ(Bernadette Greevy・1940 - 2008)は、アイルランド・ダブリン生まれのメゾソプラノまたはアルト。ダブリン工科大学応用芸術学部の最初のアーティスト・イン・レジデントであった。ダブリンでジーン・ノーランに師事し、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校でヘレン・イセップに師事した。18 歳のとき、ダブリンのゲイエティ劇場でグノーの『ファウスト』のシーベル役でオペラの舞台に初めて出演。その後ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスにデビューした。しかし、グリーヴィは真のオペラの成功に必要な演技力を身につけず、代わりにオラトリオや歌のリサイタルの世界で音楽的な足跡を残した。彼女はサー・ジョン・バルビローリによってエルガーの『ゲロンティウスの夢』やヘンデルの『メサイア』などの作品に紹介され、その後マーラー、バッハ、ハイドンの音楽をARGO録音した。ARGOではいくつかの宗教曲録音やアリア集などがある。特にヘンデルのアリア録音に関する批評で、1966年、ニューヨーク・タイムズ紙のハワード・クラインは「その声は真のコントラルトのしっかりとしたコンパクトな響きを持っている。彼女は無限の息を持っており、機敏かつ正確に声を動かすことができる。」と述べている。マーラーの「亡き子をしのぶ歌」でタイムズ紙は、 26歳のグリーヴィの「豊かで輝く声、下部は豊かでしっかりしており、上部は輝かしく、見事に表現力豊かなフレージング」と賞賛した。その後、1990年代に、彼女はアルゼンチンのブエノスアイレスのコロンブス劇場で4年間にわたってマーラーの全声楽作品をオーケストラとともに演奏した。グリーヴィはロンドンではなく地元ダブリンに居住した。英国とアイルランドから多くの賞を授与された。グリーヴィの声質は宗教作品に大変マッチし、このヘンデル:アリア集はグリーヴィの最も成功した代表作。ダブリン居住後は演奏機会が減ったが、地元のCladdagh Recordsが1979年頃グリーヴィのバッハのアリア集の制作を行った。グリーヴィの声はアルトの中でも比較的高い音域でメゾ・ソプラノでも通用する。キャサリーン・フェリアーのような存在感はあるがフェリアーよりすっきりとした美しい声質である。一度聴いたら心に残る声であることは確かだろう。

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