商品コード:1366-027[VSM] A.クリュイタンス/ ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1366-027 ] Beethoven, Orchestre Philharmonique De Berlin, André Cluytens


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商品コード: 1366-027

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」
演奏者:A.クリュイタンス指揮ベルリンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 606
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度な難
評価/ジャケット:A : 美品だが軽度のオワンあり・レコードには影響しない
キズ情報:A面8時最終部に小~微かに28回出るスレ→6, 3時に微かに4回出るスレ→7
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---赤白SCニッパー段付, グルーヴガード厚手, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2XRA 1538 22/2XRA 1539 22, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 202908/M6 202909, 1960年頃の製造分Pathéプレス
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面)
トピックス:1958年12月ベルリン・グリューネヴァルト教会でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1960年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maîtreからモノラル:FALP 606(当装丁)にて初リリース, ステレオ:ASDF 110(銀大ニッパー段付STÉRÉOレーベル・棒付ボード粗目ジャケット入り)にて初リリース→1966年頃CVA 606, モノラルとステレオのレーベルは異なるがデザインの違いだけで製造年は同じ(モノラルには銀大ニッパーレーベルが存在しない), ASDF 606はないと思われる, ドイツでは1960年頃Electrola:E 80 457(ジャケット番号はWCLP 586・モノラル)にて初リリース, ドイツ・ステレオは不明だがどちらも表面隆起の危険因子含むプレス, 英国では1972年Classics For Pleasure:CFP 40076が初リリースとなる(ALP/ASD存在せず), 現実的な最良の選択がFALP 606といえる・ASDF 110は2013年頃に1度入荷があり税抜き10万円で完売した, 以降入荷はない

商品詳細:この数年まったく入荷が激減した「英雄」のFALP。ステレオASDFもあるが相当な高額LPとなることは覚悟いただだきたい。やはりクリュイタンスはパテプレスが良い。といっても英国ではALPもASDも未発売で1972年頃英Classics For Pleasure:CFP 40076が英国での最初の発売になる。FALPのモノラルのこの堂々とした迫力漲るオケに必ず満足されるだろう。颯爽と進められるテンポの良さはシューリヒト程速くなく、しかし躍動感漲る"見事"の一言。オケの反応は素早く、キビキビとしている。およそ通常の人が聴く事が出来る「英雄」の最上レベルの演奏と音質だろう。A.クリュイタンス指揮ベルリンpo.のベートーヴェンはモノラルとステレオのプレスの比率が30対1程度なので両者の価格差は極端になる。更に多くの方がステレオを望まれるので更に拍車がかかる。まずはモノラルのFALPを聴いてみて、それでも納得がいかない場合、清水の舞台から飛び降りていただきたい。機会があればの話だが。まさか大枚をはたいてASDFを購入したら、安価なFALPのほうが音が良かった等という洒落にもならない話は沢山ある。英国初期盤がないのは残念だが、フランス語圏指揮者がドイツで行った録音ではHis Master's Voiceに意欲が湧かないのも理解できるが、当時耳のある関係者がHis Master's Voiceにいたならどれほどに素晴らしい演奏か気が付くはずである。天下のEMIグループが見逃したとは歴史的に見れば大きなビジネスチャンスを失ったことになる。シューリヒトのベートヴェン全集もHis Master's VoiceにはALP盤が存在しないことを考えると、クリュイタンス、シューリヒトという2大指揮者の名演を放置した英国最大手レーベルに面目はあるのだろうか?フルトヴェングラーだけあれば良しとしたのだろうか?

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