商品コード:1365-001[Ducretet Thomson] J.P.ランパル(fl) R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb) / バッハ:Flソナタ全集Vol.1&2

[ 1365-001 ] Bach / Jean-Pierre Rampal / Robert Veyron-Lacroix – Intégrale Des Sonates Pour Flute Vol.1+Vol.2


通常価格:¥ 17,600 (税込)

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商品コード: 1365-001

作品名:バッハ:Flソナタ全集Vol.1+2/FlとCembのためのソナタ第1番 ロ短調B.1030, FlとCembのためのソナタ2番B.1031 FlとCembのためのソナタ第3番 イ長調B.1032, 無伴奏FlのためのパルティータB.1013 | Flと通奏低音のためのソナタ1番B.1033, Flと通奏低音のためのソナタ2番B.1034 Flと通奏低音のためのソナタ第3番 ホ長調B.1035, FlとCembのためのソナタ ト短調(7番) BWV1020(伝C.P.E.バッハのH.542.5)
演奏者:J.P.ランパル(fl)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:DCU 11-2
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚組, 2 single records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A/B : 2枚目に小さなはがれあり・加色済み
キズ情報:2枚目A面2/11時に極小で数回出るスレ
レーベルタイプ:【フランスでの再版】---茶/黒段なし×1(Vol.1)・1965年頃製造分, 茶/黒段付×1(Vol.2)・1960~63年頃製造分, どちらもPathéプレス, グルーヴガード厚手
ジャケット:【フランスでの第2版】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面)×2
トピックス:1954年パリでの初回モノラル全集, 録音詳細不明, 1956年頃Compagnie Française Thomson-Houstonによりコピーライト登録・同年バラ2枚・Ducretet Thomson:320C 021/027(石像中溝レーベル・上開きジャケット入り文字だけのジャケット入り)にて初リリース, その後通常ジャケット入りに変更→1960~63年頃DCU 11-2(茶/黒段付レーベル・棒付厚手ボード・ジャケット入り)にて再リリース(当アイテムのVol.2)→1965年頃茶/黒段なしレーベル・棒付厚手ボード・ジャケット入り(当アイテムのVol.1)に変更, これはDucretet ThomsonがPathé傘下になってからのプレス, 初期プレスで状態の良いプレスは殆ど入荷がない, 再版だが安心して聴ける初期盤, ランパルは計4回バッハflソナタ集を録音している・これはランパル最初の全曲録音, 棒付厚手ボード・ジャケット入りで2枚揃うのは初!

商品詳細:ジャン・ピエール・ランパル(1922-2000)はフランス・マルセイユ生まれ。名前は不明だが、日本人でフランスでランパルを聴いて、かなり早い時期からランパルを日本に紹介し、何度も来日の手配に尽力した方が居られる。その方の活動もあってランパルは日本で一番有名なフルート奏者になった。ランパルはSP期から録音があり、バッハのflソナタの全曲録音に関しては5回の録音があるのが通説になっている。1回目「1947年~1950年」ラクロワ「BAM」、2回目「1954年」ラクロワ「Ducretet Thomson(CDはEMI)」、3回目「1962年」ラクロワ「ERATO」、4回目「1973年」ラクロワ「ERATO」、5回目「1984年」ピノック「CBS」となるが、BAMの録音はBAM:LD 01にFlソナタ(Lute組曲B.997編曲)が入るだけで通常のFlソナタではない。またBAMのSP:86-7のFlソナタB.1029はガンバ・ソナタの編曲で、これも通常のFlソナタではない。したがってBAM録音を全曲録音の通算から除外して計4回の全曲録音が正しいと思われる。Ducretet Thomsonは間違いなく初期録音であり市場初のLPによる全曲録音となった。以降ランパルが引っ張る形でバッハ:フルート・ソナタ全集の録音が活発化していったとみていいだろう。ランパルはフランス人なので音色は明るめである。一部のドイツ絶対主義の方にはこの部分が受け入れられないらしい。そこでニコレやグラーフらの録音を良しとする一派ができたようだ。しかし声楽や協奏曲では明るい演奏も人気である。これは日本にクラシック音楽が入ってきた時の一部の先生方が作り上げた幻想のようなものだろう。現にこの20年間でフルトヴェングラーとトスカニーニは人気が逆転した。クリュイタンスのベートーヴェン交響曲は高い人気を維持している。音楽を聴く以前から「ねばならない」固定観念が知らずに存在し、邪魔をしているに過ぎないと思う。イタリア人の演奏するブラームスは素晴らしいことが多い。それと同じでランパルの見識の高さ、安定感、柔らかくて艶やかな響きには難点を付けられるところは見当たらない。先駆者というだけでなく、高い芸術性を誇る録音。そのランパルも録音を重ねるごとに少しずつ違った印象も見せるようになる。

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