商品コード:1250-046[Disques A Charlin] カメラータ・ルテティアンシス / イタリア世俗音楽集/フレスコヴァルディ, ガブリエリ, オラーツィオ・ヴェッキ, ジョヴァンニ・レグレンツィ 他

[ 1250-046 ] Giovanni Pierluigi da Palestrina / Camerata Lutetiensis – Musique Profane A La Cour Papale



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商品コード: 1250-046

作品名:ローマ教皇宮廷での世俗音楽/フレスコヴァルディ:カンツォーネ「ランシオーネ」, ガブリエリ:カンツォーネ「スピリタタ」, オラーツィオ・ヴェッキ:Fantaisie A 4 Voix, ジョヴァンニ・レグレンツィ:Sonateソナタ, モンテヴェルディ:3つのマドリガル | パレストリーナ:ドリアン, ハイポドリアン, リコーダー付きフリギア, 下垂体(Hypophrygienne), リディアン, リコーダー付きヒポリジエン, ミクソリディアン, ハイポミクソリディアン
演奏者:カメラータ・ルテティアンシス
プレス国:フランス, France
レーベル:Disques A Charlin
レコード番号:CL 6
M/S:ステレオ, stereo(stéréo compatible)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版?】---白/アズキ, STÉRÉO compatible, 3時にMade in France(ラウンド), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:CL 6, (P)なし, Rights Society:記載なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CL 6 A/CL 6 B (ラウンド小文字スタンパー・Disques A Charlin/Pathéタイプ), Disques A Charlin製造を示すCL**で始まりレコード番号を含む専用マトリクスを使用, 補助マトリクス:ラウンド・Mスタンパー・M6 239839/M6 239840, 再補助マトリクス:ラウンド・パテキュラー(Patéculaire):YPARTX 55453/YPARTX 55454, ラウンドタイプ3種併存のPathéプレス, 1960年代のスタンパーを用いた1969年頃の製造分, 旧字体大ロゴレーベルが存在する可能性あり, これより古いステレオ・レーベル存在すると思われる, ステレオの最古レーベル・最厚プレスではないと思われる, モノラル存在せず, 更に古いマトリクス存在するか不明, RIAAカーヴである, Disques A Charlin音源のDisques A Charlin制作Pathéプレス, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, 第2版と思われるが未確認, 2nd issue ?
ジャケット:【フランスでの第2版?】---共通デザイン紙ペラ, Musique Profane A La Cour Papale de Rome, スポンジ内ジャケットなし(存在すると思われる), 表記されたジャケット番号:CL 6, Price Code:Ⓐ, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあると思われる), 製作:Edition André Charlin, 印刷:記載なし・フランス製, 供給:MONDIODIS, 旧デザインが存在しないと思われるが折返タイプがあると思われる(スポンジ内ジャケット付きで色が濃い), これより古いタイプ存在すると思われる, 第2版と思われる, nd issue
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1960年前期頃のパリでのステレオ録音音, 録音技師:André Charlin, プロデューサー:不明, 1960年代前期にDisques A Charlin:CL 6(白/アズキ・旧字体大ロゴレーベル?・当デザイン折返付きジャケット入り)にて初リリース, これは1969年頃製造の第2版?レーベルが同じころ製造の第2版?ジャケットに入るケースで初期盤, 初出のレ-ベルは未確認のため100%ではない, 当社初入荷の希少タイトルにつき比較が困難, ステレオ・オーディオファイルLP, レコード番号のCLはDisques A CharlinのLPtピう意味ではないかと思われる・これはシリーズのVol.6, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★+

商品詳細:musique profane à la cour papale de Romeは「ローマ教皇宮廷での世俗音楽」というタイトル。パレストリーナ,ガブリエリ,ヴェッキ,フレスコバルディ,レグレンツィ,モンテヴェルディをカメラータ・ルテティアンシスという古楽団体が演奏。この団体についてに情報はないがDisques A Charlinに数点の録音がある。アンドレ・シャルランが自社レコードの初期に選んだ曲は大手レーベルトは全く異なる、宗教曲や古楽が非常に多い。他にはフランスの近現代作品である。Disques A Charlinは音質の点で日本では特に人気の高いレーベルではあるが、日本では古楽の人気が高いとは言えない。他にも1970年代からいくつもの古楽団体が創設され多くの録音を残したが日本ではムーブメントと呼べるほどの大きなブームはなかったような気がする。特に中古LP市場は保守的である。その中でDisques A Charlinが選ばれるとすれば、何よりワンポイント録音による音質の素晴らしさだろう。フランスの天才的エンジニア、アンドレ・シャルラン(1903-1983)。17歳頃から自身でアンプなども組み立て200以上の特許を取っている。1930年代に入ると映画の音響技師として活躍、映画のカラー映像方式に関しても特許を取っている。また、第二次世界大戦中には、灯火管制中の暗闇で走る事を余儀なくされていた自転車用として、ダイナモも新開発した。1949年に映画関係事業をオランダのPHILIPSへ売却したシャルランが始めたのが音楽録音業である。シャルランの持つ特許を可能な限り駆使してLPを生産しようという、デュクレテ・トムソンを始めとする幾つかのレーベルの思惑もあったらしい。録音技師としてデュクレテ・トムソン、DFやVSMなどで名を上げた後の1962年には「シャンゼリゼ録音センター」を設立、自らのレーベル Edition André Charlin も立ち上げた。残念ながらこの事業は1970年代中頃までしか続かず、税金の滞納でマスター・テープなどを差し押さえられてしまったと伝えられる。シャルランは1983年に80歳亡くなってしまったが、版権はそのまま死去の直前に取り戻すことができ、今ではCDに焼き直されて世界で販売されている。高音質で知られたEdition André CharlinのCDは1枚あたり\11000という価格が付いている。果たして再版の極致であるCDにそれだけの価値があるのか疑問だがLPの価値は永遠だろう。ワンポイント録音は言葉では知っていても実際にLPで聴けばどういうものかすぐに体感できる。空間に包まれるような自然な音が何の抵抗感もなくすんなりと耳に取り込まれる。この感覚は聴いた人にしかわからないだろう。初期のシャルラン本人の録音と後の後輩技師たちによる録音は全く同じではないがワンポイント技法は同じである。この録音は彼が設立した「シャンゼリゼ録音センター」にてアンドレ・シャルランによる録音であることがジャケット裏に記載されている。シャルランという人は教会音楽を大変好んでいたようで、大手レーベルならまず録音しないようなマイナーな宗教曲を盛んに録音していて、経営に大きな圧迫を及ぼしたのではないかと思われる。このLPはA面を通しで聴いてみたが、1980年代の古楽専門レーベルのような音質の軽薄さがない。クリアーだがしっかりとした立体感があり、これは仮にバックグラウンドで流してもはっとさせられる音質である。

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