商品コード:1409-021[MUZA] S.リヒテル(pf) / ワルシャワ・ライブ1954/ショパン:幻想ポロネーズ, スケルツォ4&5番, シマノフスキ, ショスタコーヴィチ
商品コード: 1409-021
商品詳細:「20世紀のピアノの巨人」と称されるロシアの名ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテル(1915-1987)は1950年代当時まだ西側諸国ではその評判が伝わるのみで実像を知ることが出来ず、「幻のピアニスト」として知られていた。1958年には、同年2月25日にブルガリアのソフィアで行ったリサイタルの録音が西側でもレコードとして発売された。ムソルグスキーの『展覧会の絵』などを含むこの録音は名演奏と称えられ、リヒテルの当代一のピアニストとしての真価を知らしめた。1959年ヒリテルはソ連を出てポーランド・ワルシャワへと演奏旅行を行った。DGGはこの機会を逃すまいと録音チームをワルシャワに派遣し数枚のレコードを録音した。リヒテルは実はそれ以前の1950年頃からから度々東欧圏に足を伸ばしていて1950年にはチェコ・ブルノ、1953年にはウクライナ、1956年にはチェコ・プラハなどが挙げられる。当局はリヒテルの亡命を恐れて西側での演奏を許可せず、西側では「幻の天才ピアニスト」などと呼ばれた。1959年のワルシャワ公演ではDGGによる歴史的な西側レーベルのLPが発売されたが、それ以前は完全に「幻の天才ピアニスト」として名前だけが一人歩きをしていた。これは1954年11月11日と24日に行われた最初のワルシャワ公演のライブの一部である。MELODIYAからは未発売と思われ、ポーランド:MUZAのみの発売と思われる。ポーランド国民に敬意を評して「シマノフスキ」の20のマズルカOp.50~3曲を演奏している。この録音はもちろんDGGからは出ていない貴重な音源である。1970年代に入りステレオ盤も発売されたが疑似ステレオ盤の可能性が高い。1954年当時ポーランドにステレオの機材はなかった。演奏会ではリヒテルは39歳である。技巧ともに脂の乗り切った時期である。ショパンの落ち着いた雰囲気ながら温かい情感がゆっくりと立ち上る演奏にはさすがの力量を感じる。A面にはショパン2曲でB面にはシマノフスキ:20のマズルカ~3曲、ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ~2曲という構成である。リヒテル好きにはかなり珍しい1枚だろう。MELODIYA未発売(MELODIYAカタログで調査済)、MUZAだけの発売と思われる。B面の5曲は近代作品だがリヒテルは丁寧に演奏しており、演奏会に来た聴衆への感謝が感じられる演奏になっている。
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