商品コード:1396-028[DECCA] C.ミュンシュ/ ビゼー:ミュンシュ版バレエ組曲集/「カルメン」組曲, 「アルルの女」組曲
商品コード: 1396-028
商品詳細:DECCA社では1960年代後半からSXLとは別に、Phase4 stereo コンサート・シリーズというラインナップを作り、1961年頃から始まったオーディオ向けの録音をスタートした。Phase4 stereoシリーズはこれまでの「DECCAツリー」と呼ばれる通常の2chのマイキング・システムとは異なり、当時の最新録音技術である多数のマイク(20本以上の場合も)のマルチ・マイクロフォン・システム録音されミキシング卓で音質調整されたLPという特徴を持つ。従ってこのシリーズではカッテイング・エンジニアと呼ばれるスタジオ技師が大いに活躍するシリーズといえる。多チャンネル録音を人工的ミキシングで制作したLPである。録音後に音像を意図的に左右・奥行き方向へ配置された音場になる。結果、極端に広いステレオと楽器が「飛び出す」ような定位を可能にした新シリーズとなる。自然なコンサートホール再現よりも「録音としての迫力・効果」重視したシリーズで家庭でも効果抜群のLPとなった。背景には米国の新しいトレンドに対抗する意味があったと思われる。特に大編成のオーケストラ作品で効果を発揮した。指揮者もシリーズ選任を限定してスタンリー・ブラック、レオポルド・ストコフスキー、シャルル・ミュンシュ等が選ばれた。日本でもオーディオ評論と密接に結びついたシリーズとして人気を博した。ミュンシュの1960年代のDECCA録音はこのPhase4 stereoシリーズに2枚(ビゼー/レスピーギ)存在するだけと思われる。ある意味希少な録音。ミュンシュは丁度この録音をした時期にパリ管弦楽団の首席指揮者に就任してた。だが翌年11月には米国のリッチモンドのホテルで心臓発作のため急逝した。晩年録音の一つである!「カルメン」組曲では第1組曲(全5曲)~4曲と第2組曲(全6曲)~3曲の計7曲を選曲。変則的となっている。「アルルの女」では第1組曲(全4曲)~全4曲と第2組曲(全4曲)~1曲(第4曲)とこちらも変則的な配置。LPの時間制限の為の措置と思われる。この件はジャケットには全く表記されていない。録音当時76歳とは信じ難いパワーで突進するがごとき演奏!
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