商品コード:1394-058[CLUB NATIONAL] W.ギーゼキング(pf) / ドビュッシーPf作品集
商品コード: 1394-058
商品詳細:ヴァルター・ギーゼキングは1895年ドイツ人の両親のもと、フランスのリヨンに生まれた。モーツァルト、ドビュッシー、ラヴェルなどのソナタ全集をモノラル録音している。最後の録音は「田園」ソナタの第3楽章で、そこで猛烈な腹痛を起こし、急性膵炎と診断され手術は成功したものの、術後の経過が悪く4日後の1956年10月26日に息を引き取った。60歳だった。因みに同年生まれのケンプは1991年に95歳で大往生し、ギーゼキングより35年も長生きした。ドビュッシーの初のピアノ作品全曲録音を行ったピアニストとして永遠に名前は刻まれるだろう。恐ろしく濃密で空気を圧縮したかのような時間が流れる。元々遅いテンポが更に遅く感じられる。ギーゼキングは新即物主義の体現者として知られるが、聴いた印象で新即物主義とは程遠いロマンチックな奏者と感じるだろう。それは当然で新即物主義は音楽に限らず全ての芸術に起こった客観性を重んじる表現態度のことであり、音楽ならばそれ以前のSP期にあった過度な表現主義に対しての用語であり、ギーゼキングの演奏スタイルが即物的であるという事ではない。新即物主義的ピアニストとしてケンプ、ゼルキン、アラウ、ホロヴィッツがいる。指揮者ではF・ブッシュ、ベーム、セル、カラヤンがそうだとされている。学者が作った用語なのでピンとこないのも当然だろう。レコードを楽しむのに学者が作った用語に振り回される必要は全くない。ドビュッシーの全曲録音は1951年~1955年までのロンドンでモノラル録音され、フランスではバラ6枚のLPで発売された。バラで集めるのは非常に大変。お客様の中には良いのは承知しているが、全部はいらない。1枚で代表できるLPはないか?とお探しの方はおられるだろう。そんな要望に応えたのは当初のCOLUMBIAレーベルではなく、サード・パーティに当たるClub National du Disqueであった。全6枚から良い曲ばかり10曲選んで1963年頃1枚に編集したのが当LPである。Club National du Disqueは仏COLUMBIAの再版を長年手掛けていて、編集といえども音質は確かである。1枚で俯瞰できるギーゼキングのドビュッシー!
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