商品コード:1393-036n[MELODIYA] F.ドルジーニン(va)/ ショスタコーヴィチ:VaソナタOp.147
商品コード: 1393-036n
商品詳細:当盤は数ある露MELODIYAの中でも極めて特別な録音で、献呈者による演奏に加えて、ショスタコーヴィチが亡くなる4日前に書き上げた最期を飾る傑作である。演奏自体も古くから親交のあったドルジーニンならではの深遠なる表現であり、取り分け最終楽章のアダージョ等はショスタコーヴィチの世界観を体現した天国的な表現が絶え間なく続く。音質も特筆すべき希少盤である。ショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタは作曲者の亡くなる4日前である1975年8月5日に最終校訂を完了した。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲の多くを初演した、ベートーヴェン弦楽四重奏団の第2代ヴィオラ奏者フョードル・ドルジーニンのために作曲された。全曲はそれより2か月ほど前に完成し、初演者のドルジーニンとミハイル・ムンチャンは初演に向けて練習を始めていた。作曲者はドルジーニンに「この作品は晴れ晴れとしたもので、第1楽章は短編小説。第2楽章はスケルツォ、第3楽章はベートーヴェン追悼のオマージュとなるが、あまり惑わされないようにしてくれ。」と前もって電話で内容と構成について話していた。初演のリハーサル中にショスタコーヴィチが死去。その後のリハーサルでは作曲者と親交が深かったムラヴィンスキーやゲンナジー・ロジェストヴェンスキーらが駆け付け、演奏に対し、かなりの意見を述べていたようである。初演は作曲者の没後約2か月を経て1975年10月1日、レニングラードのグリンカ・ホールにて、フョードル・ドルジーニンのヴィオラ、ミハイル・ムンチャンのピアノにより行われた。ドルジーニンはその時の模様を以下のように述べている。「催眠術のような強い作用を聴衆に及ぼした。ホールで唯一の空席であるドミトリー・・ショスタコーヴィチの席には花束が置かれ、そこから遠くない場所に、ムラヴィンスキーが、私の妻と並んで座っていた。…ムラヴィンスキーはまるで子供のように、止めどなく涙を流していたが、ソナタが終わりに近づくにつれて、文字どおり慟哭に身を震わせていた。…舞台の上と聴衆の心の中で生じたことは、音楽の範疇を超えていた。われわれが演奏を終えたとき、私は、ソナタの楽譜を頭上に高く掲げた。聴衆の喝采を残らずその作曲者に捧げるために。」 チェリストのダニイル・シャフランがチェロ・ソナタに編曲しており、シャフラン本人のものを含めていくつかの録音がある。これは初演者フョードル・ドルジーニンによる初演時と同じメンバーで1976年に行われた録音。これ以外に選択枝はあり得ない。
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