商品コード:1393-054p[RCA] C.ミュンシュ/ ミヨー:プロヴァンス組曲Op.152c, バレエ音楽「世界の創造」Op.81
商品コード: 1393-054p
商品詳細:1960年11月21日と1961年3月13日のボストン・シンフォニー・ホールでの録音。収録の2曲は録音日が異なる。米国ではこれらをまとめて1961年にLD 2625/LDS 2625(Soria Series)にて初リリース。Soria Series特有のボード・ジャケットに入る。ミヨーのバレエ音楽「世界の創造」はジャズの要素を取り入れた斬新な内容。「プロヴァンス組曲」はプロヴァンス地方の民族色豊かな色彩を持つ8つの小品から構成される作品で、カンプラからいくつかの旋律を借用して作られている。元々兵士に纏わる物語を題材にしたバレエ音楽である。「プロヴァンス組曲」には管弦楽曲ヴァージョンのOp. 152cとバレエ・ヴァージョンのOp. 152dの2種が存在するが、ここでは管弦楽曲ヴァージョンのOp. 152cが使われている。Op.152dは通常、吹奏楽(管楽)版として演奏される。表紙にはフランスの巨匠画家フェルナン・レジェの絵を使ったジャケットが一層LPの価値を高める。現代曲ながら、親しみを持てる名作。ミュンシュの力を借りて現代曲への接近を試みる良い機会。フランスでは1962年頃米国製Soria Seriesのボード・ジャケットをそのまま使用した装丁で発売した。立派なA3サイズのリブレットが付く。フランス系指揮者だからこそ実現した録音であり、米国では珍しいフランス近代のミヨー作品であった。1960年には、プーランク:オルガン・弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調も録音している。ミヨーの作品は特有のユーモアとウィットに富んだ雰囲気があり、「真面目なおふざけ」のような所が有るが、ミュンシュは逆に厳格な程のエッジの効いた演奏をしている。但しこの色彩感はフランス系指揮者ならではだろう。「世界の創造」ではブラスやドラムがふんだんに使われ、ジャズのエレメントが効果を上げる作品であり、米国民には親和性がある曲目だろう。ミヨー自身、ナチス・ドイツがフランスに侵攻した1940年にフランスを離れてアメリカに移住した。そして、ユダヤ人であるが故に、フランスが解放されるまで祖国に戻ることができなかった。1922年にアメリカを訪問した際にはハーレムの街角で「本物」のジャズを聴きいて、自らの音楽観に大きな衝撃を受けたと伝えられている。米国のジャズピアニスト、デイブ・ブルーベックは米国に滞在していたフランス人作曲家ダリウス・ミヨーから作曲を学んでいる。またバレエ音楽「世界の創造」をミヨー自身でピアノ五重奏用に編曲した。ミヨーという類い稀な個性に出会う良い機会である。
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