商品コード:1391-018[RCA] A.ルービンシュタイン(pf) / モーツァルト:Pf協奏曲24番K.491, Pf独奏のためのロンドK.511
商品コード: 1391-018
商品詳細:モーツァルトとあまり結び付かないルービシュタインだが、実は5枚の協奏曲がある。中でも24番入りはJ.クリップスが指揮をしていて、ベートーヴェン全集とは異なるRCAビクターso.。何故か23番だけは3回録音していた、24番は1回だけ。時は1958年、モーツァルトの音楽を聴きたい方は迷わずモノラルを選ぶべし。ステレオは音が分散しすぎてピアノに集中できない。モノラルで聴いてみると、なかなか聴かせてくれるので驚く。無心になったルービンシュタインのモーツァルト的なものが出てくる。1887年ポーランドに生まれたルービンシュタインは、1899年12歳でベルリン音楽大学でJ.ヨアヒム指揮のモーツァルトK.488を弾いてキャリアをスタート。1976年89歳でカーネギー・ホール引退リサイタルを行うまで80年という長きに亘る活動をしている。これだけ長い演奏家生活は伝説。膨大な量の録音を行ったが、米RCA社のステレオ初期の録音は社にとっても本人にも大きな人生の収穫を収めた時期でもあった。1958年ヨーゼフ・クリップス指揮RCAビクターso.と24番を録音したのがRCAステレオ期の最初で1961年までにアルフレッド・ウォーレンスタイン/RCAビクターso.と17/20/21/23/24番/ロンドK.511を録音した。賛否両論ある演奏とはいえるがそこがルービンシュタインたる所以だろう。らしさが無ければまた面白味もない。1906年から米国でコンサート活動続け、RCA社の看板ピアニストとして、多くのソロ・協奏曲・室内楽の録音を行った。その数は膨大。自身がレコード録音そのものに興味が大きかった事もあり、SP期から50年以上にわたって続け、特にショパンは数回録音した曲が多い。その雄大だが、大味な所はアメリカ人に受け、ピアノから轟音を轟かせる数少ない一人だった。日本での評価は様々ながら、LSCシリーズのソロ録音は高音質でそれなりの人気がある。ステレオの多くが技師:ルイス・レイトン(Lewis Layton)による高音質録音で、そのステレオ効果が存分に味わえる演奏である。RCAが社の威信を賭けて開発したリヴィング・ステレオを売り込むにあたり、これほど適した演奏はないだろう。そのように自身のスタイルを変幻自在に変える能力が世界のトップに君臨できた理由かも知れない。一方でこのステレオ録音をただの音だけに拘った寒々とした心の通わないビジネスライクなものだと痛烈な批判も多い。確かにその批評は当たっている。売り手は新しいステレオを広める為に、戦後のショパンの演奏様式の規範として、学習者や若手のプロたちを通じて、祭り上げていったことは確かである。RCA社が過去の録音を自賛してモノラルの再版を売るはずがないのである。このスパイシーで曲芸師の如き演奏をどう受け取るかは聴き手次第である。多くの音楽ファンがRCA社の宣伝に乗せられて、RCA社を潤したことは事実である。ある程度の経験や素養がないと、大手レーベルの真意を見抜くことは難しいだろう。全てを知った上で最適な判断を下していただく為に我々はこの仕事をしている。レコード会社の受け売りは決してしない。ステレオ効果が絶大である点は真実である。モーツァルトを聴くというより、ルービンシュタインのステレオを楽しむ為のLPだろう。
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