商品コード:1391-051b[VSM] J.バルビローリ/ シベリウス:交響曲2番Op.43
商品コード: 1391-051b
商品詳細:J.バルビローリ指揮ハレo.によるモノラル初回録音のシベリウス:交響曲2番。バルビローリは計3回録音している得意曲である(SP録音も入れて4回)。バルビローリは元々シベリウスを得意とし1966~70年に全曲録音を果たしているが、中でも1/2/5番の3曲を3回LPで録音している。7番も2回録音がある。中でも2番はSPも入れて4回録音は異例である。2番は4回のスタジオ録音の他に1964年10月3日ボストンso.、1967年1月BBCso.とのライブ録音もCDで発売されている。バルビローリにとって2番は特別な作品だったようである。何といってもバルビローリの特徴はシベリウスという作品を温かく血の通った人間的な作品とした点である。シベリウス作品が元々そういう作品というわけではない。ベルグルンドのように北欧の冷気漂う気分に演奏する指揮者もいる。しかしバルビローリのシベリウスにはそのような印象が感じられない。何故バルビローリのシベリウスはヒューマニティ溢れるスタイルとなるのだろうか?それはバルビローリがイタリア人の父とフランス人の母の間に生まれたラテン系の血である点が大きいのかもしれない。北欧系指揮者の方が情感を排した演奏をするのも事実である。北欧系指揮者にとってシベリウスとヒューマニティは結び付かず邪道なのではないだろうか?ビーチャムやモノラル期のボールトないし英国の指揮者には少なからず同じ傾向が感じられる。英国紳士として育ったバルビローリにとってシベリウス作品が持つ本質より、英国指揮者としての理念が優先したと考えるのが自然なのだろう。2番には時にその傾向が強いようである。ASD番号で出た1966年録音より確かにバルビローリらしい名演といえる演奏!バルビローリ録音によく出るハレo.について、ハレは地名ではなく人物名である。1857年ドイツ人ピアニスト・指揮者のカール・ハレにより設立された管弦楽団が源流。以降、カール・ハレは1895年の死去に至るまでオーナーと常任指揮者を兼任し、オーケストラの基礎を固める。バルビローリはビーチャム、ハーティ、サージェントらが歴任した後の1943年第8代常任指揮者に就任する。バルビローリは徴兵によって僅か33名にまで減っていた楽員の補充から始め、懸命の選考により女性楽員を中心としてアンサンブルを再建、手塩にかけて育成し、ハレo.はバルビローリのオーケストラと言っても過言ではない程の関係を築き上げた。EMIに多数の録音が残っており、特にディーリアスの作品の演奏はトマス・ビーチャムのものと並んで高い評価を得ている。
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