商品コード:1388-019[CBS] B.ワルター/ ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1388-019 ] Beethoven, Bruno Walter ‎– Symphonie N° 3 "Héroïque"


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商品コード: 1388-019

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」/--1.Allegro Con Brio--2.Funeral March (Adagio Assai)-- | --3.Scherzo (Allegro Vivace) – Trio--4.Finale (Allegro Molto – Poco Andante)
演奏者:B.ワルター指揮コロンビアso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:CBS
レコード番号:SBRG 72057
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・再版/CBSの初出】---青eye, 外周2cmの低い盛上あり・その1cmにコーティング帯あり, 表面:ザラザラ, 9時にSTEREO ←→, 6時にMade in England(ラウンド黒文字), グルーヴガード厚手, スタンパー/マトリクス:XXSM 44507-2DD/XXSM 44508-2DB, 1967年頃の製造(CBSの最古)
ジャケット:【英国でのステレオ・再版/CBSの初出】---三方折返表コートペラ, 12時に←□STEREO→, ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし(CBSの最古)
トピックス:1958年1月20/23/25日米国カリフォルニア州ハリウッド・アメリカン・リージョン・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Larry Keyes, プロデューサー:John McClure, 米国では1959年米COLUMBIA:ML 5320/MS 6036(6eyes)で初リリース, 欧州ではPHILIPSで初リリースされた, フランスでは1960年頃PHILIPS:L 09425/835 522 AY(当装丁)→S 75057, 英国では1960年頃英国PHILIPS: ABL 3347/SABL 132(Hi-Fi STEREOレーベル)→1967年頃CBS:BRG/SBRG 72057(当アイテム), 独CBS:未入荷, 1970年代・MELODIYA:D 020433(モノラル), これは1967年頃英国CBSに権利が移って最初のCBSによるステレオプレス!英国PHILIPSステレオはHi-Fi STEREOレーベルで高額(CBSの4倍はする)!CBSプレスは重低音は出ないが全体にすっきりして悪くない

商品詳細:「英雄」の英国ステレオ・レーベルはHIFIステレオで高額である。1966-7年頃英国では米COLUMBIA音源はPHILIPS→CBSに変更される。当盤はCBSに変わってからのCBSプレスである。価格的にはPHILIPS・ステレオよりずっと安価になるが音質は価格差ほどは違わない。1960年代プレスであり十分愉しめる範囲である。ニューヨークpo.との初回モノラル録音の時の気迫は減じるものの、これ以上変更しようがないほどに考え抜かれた端正なフォルムは芸術的であり、快い。無駄な音を出さず、しかも語るべきはきちんと語るというワルターの本質が見事に体現されている。もっと迫力に満ちた演奏は他にもあるが、ここまで磨き込まれ、洗練されたステレオもそうないだろう。ゴツゴツしたところがなく、細部にわたってよく工夫された巨匠の技!そもそも米COLUMBIAはブルーノ・ワルターがまだ存命中にステレオによるベートーヴェンの交響曲全集を録音したいというのが悲願だった。振り返ればカザルス音楽祭のライヴを世に出すためのLP開発を急いだ1940年代後期と似たような動機が感じられる。しかしそのような制約の中での努力があったからこそ我々はワルター/コロンビアso.のベートーヴェンをステレオで聴くことができるのである。そんな使命感に駆られた人々によって今は当たり前の物が世に存在する。ワルターは勢い余ってブラ―ムス全集他まで録音してくれた。好き嫌い以前にコロンビアso.なる誰も聴いたことのない録音専用のオーケストラまで用意したコロンビア・レコード社の経営陣の情熱に思いを馳せたい。ワルターのステレオ録音が現在でも歴史的遺産としてではなく現役のスタンダード・チョイスとして通用している点で米コロンビア経営陣は歴史を見通す先見の明があったといえる。CBS盤でベートーヴェン:交響曲選曲は比較的安価に揃える事ができる。全曲集めることも容易であるのでお勧めできる!コロンビア交響楽団の最後の全曲録音の一つ。1958~1959年の2年程で全曲録音を行った。高齢のワルターを考えて「一日のセッションは3時間以内」という条件をCOLUMBIAの幹部が提示したことは有名で、録音は基本的に一日か二日の間隔を開けて行われていた。このようにゆっくりしたペースにも関わらず僅か2年程の間に全9曲の録音を完成させている。とにかく亡くなる前にベートーヴェン:交響曲全集を完成させることがCOLUMBIAの幹部とワルター自身の命題であった。ベートーヴェン:交響曲は余裕で終わり、別の録音へと録音が進んで行く。仕上がりは良くも悪くもワルターそのものであり、既に聴く側がとやかくいうレベルではなくなった録音である。ニューヨークpo.との比較がいつも論議の的となるが、時期も異なり、全く別の録音であり何方もその時のワルターである。比較はナンセンスと言わざるを得ない。

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