商品コード:1388-034tb[CBS] Z.フランチェスカッティ(vn)/ ショーソン:詩曲Op.25, ラヴェル:ツィガーヌ, サン・サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーソOp.28
商品コード: 1388-034tb
商品詳細:1960年代のステレオ録音。この3曲入りは多い中、音質・内容ともに推薦。フランチェスカッティのソロも、バーンスタインに合わせるかのようにリズミカルで、まったりとした所はない。ステレオの効果というか、オケのダイナミズムは大変なものがある。音質向上も顕著で、音質はやや甘みさえ感じられ、欧州プレスの良さが最大限に引き出される。それでいて相当のオーディオ・ファイル。安価な装置でも、痛快な音が容易に飛び出す!Vnソロは艶やかで華がある。1964年の米COLUMBIA録音でバーンスタインが指揮を執った。ジノ・フランチェスカッティ(1902- 1991)はフランス・マルセイユ生まれのヴァイオリニスト。マルセイユ音楽院で対位法と和声法を学んだ。一時、法学の道を志したものの、21歳の時に父親が死去した為、家計を助けるためにヴァイオリニストへの道を選び、1924年にパガニーニのヴァイオリン協奏曲第一番を弾いて、パリ・デビューを飾り、ジャック・ティボーの薫陶を受けることになった。1927年にはティボーの推薦でパリ音楽院のコンサートに出演した。ただし、この年からエコールノルマル音楽院の教授を1931年まで務めており、パリ音楽院には入学していない。また、この間にコンセール・ストララムに団員として加わったほか、ガストン・プーレが主宰していたコンセール・プーレの副コンサート・マスターを務め、1930年にソリストとして独立した。 1939年には渡米してニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団と共演してアメリカデビューを果たし、そのままニューヨークに定住した。日本ではフランチェスカッティはミルシテインとともに、来日歴のない往年の名ヴァイオリニストとしても知られている。ここでは元気の良いバーンスタイン/ニューヨークpo.は伴奏に徹しており、フランチェスカッティの繊細な音を全面に出した録音となっている。フランチェスカッティにとっては得意のフランス作品であり、持前の美音をこれでもかとばかりにまき散らすような演奏である。大物同士のステレオでの共演!
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