商品コード:1387-006[DMO] M.マレシャル(vc)/フランスVc 作品集/ラドミロー, デルヴロワ, ラモー
商品コード: 1387-006
商品詳細:モーリス・マレシャル(1892 - 1964)は来日もあるフランス生まれのチェリスト。日本では良く知られているSP時代の奏者である。グリーグ:ソルヴェイグの歌、バッハ:アリオーソ等多くのSPがあり、ファンも多いチェロ奏者である。LPではPathéに12"が1枚(ブラームス:Vcソナタ集・ダルレ(pf))、DMOの当10"の2枚で全てではないかとい思われる。他1964年に仏COLUMBIA~発売されたSP復刻シリーズのCOLC 99でR.カサドシュとラロ/ドビュッシーという12"(希少)がある。また2003年頃仏Coup D'Archet~4枚組の1953-1960年録音の未発売音源LPが発売されている。 今回入荷のDMOの10"は当社では初入荷であり、相当に希少な10"盤。曲はポール・ラドミロー( 1877 - 1944)、ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(1680 - 1759)、ジャン=フィリップ・ラモー(1683 - 1764)の3つでA面は近代作品のラドミローのソナタ。ラドミローはフランス・ナント生れ。1895年から1904年にかけてパリ音楽院で学び、ガブリエル・フォーレ、はモーリス・ラヴェルに学んだ。ナントの音楽院でに院長を務めた。故郷ブルターニュの雰囲気を持つ作品が多く。このソナタは1900年代に入っての作品と思われが古風な作りでラヴェル、ドビュッシーの室内楽とおおよそ似た雰囲気を持つ佳作、第2楽章では牧歌的なノスタルジックなメロディーがあり美しい作品である。B面先頭のケ=デルヴロワは フランス王国アミアンで生まれたヴィオール奏者でフレンチ・バロック期の作曲家。マラン・マレの最も優秀な弟子のひとりである。ケ=デルヴロワの響きの美しい優美な楽曲は、フランス音楽の舞踏組曲における性格的小品の伝統に固く根を下ろしている。この「組曲も元々ヴィオールとテェンバロのための作品である。ニ長調で始まるがもの悲しい気分の深みのあるセンチメンタルな作品。マレシャルのチェロが曲の持つ優雅さと気品を惜しみなく伝える。B面最後のラモー:「教会の行列」は「優雅なインドの国々」と並び「オペラ・バレ」の代表作であるオペラ・バレ「エベの祭典」の一説をチェロとPf用に編曲したものである。ピアノ伴奏はセシル・ウーセ、おそらくこれがウーセの初録音と思われる。極めて希少なモーリス・マレシャルの10"LP!
M.マレシャルの在庫一覧へ









