商品コード:1387-040[VSM] G.プレートル指揮 A.チッコリーニ(pf) 他/ サン・サーンス:動物の謝肉祭, プーランク:模範的な動物たち
商品コード: 1387-040
商品詳細:チッコリーニは1970年6月~12月にセルジュ・ボド/パリo.とサン=サーンスのピアノ協奏曲全集(5曲)を録音し、ダルレ以降のステレオ期の秀演として知られた録音であった。それ以前の1966年6月にはG.プレートル指揮パリ音楽院o.と組曲「動物の謝肉祭」を録音していた。現在では、プロコフィエフの『ピーターと狼』やブリテンの『青少年のための管弦楽入門』と並ぶ、子供向け管弦楽曲の代表的作品としても人気がある。「動物の謝肉祭」はオーケストラで演奏する場合と、オリジナルの室内楽として演奏する場合がある。前者では弦楽器は各パートに複数置かれる。ここではオーケストラ版である。ピアノは2台使われる為、第2PfでA.ワイセンベルクが参加。ピアノはは大半の曲で使われるのでこの曲では重要な楽器と言える。第13曲「白鳥」がチェロの小品として演奏されるが、全曲で聴く場合はやはりピアノとオケが重要。B面のフランシス・プーランクの「模範的な動物たち」は「典型的動物」とも言われる1940年にパリ・オペラ座からの依頼で作曲され、1941年に完成されたバレエ音楽である。プーランクはバレエの題材として、詩人ラ・フォンテーヌの『寓話』の中から使用することを考え、プーランクは6篇の詩を選び出した。また同年にプーランクがバレエから6曲を選んで組曲として編み直している。ピアノ版もある。ここではバレエ版。全8曲構成となっている。全て動物がテーマとなっている。録音は多くないが「動物の謝肉祭」と比較しても遜色のない完成度を持つエンターテイメント作品である。初演は1942年の8月8日にパリ・オペラ座で、ロジェ・デゾルミエールの指揮で行われ大成功を収めた。A/B面の2曲は「動物」をテーマとした管弦楽の一種としての共通項があり、ほぼ同一のメンバーで演奏可能な事から、この2曲のカップリングは合理的と言える。「模範的な動物たち」ではピアノの役割は減る。
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