作品名：セヴラック:/ピアノのための組曲「ランドドックにて」(全5曲)/1.祭の農家をめざして--2.夕べの池のほとり--3.馬に乗って平原を--4.春の墓地の片隅--/--5.農家の市の日, 休暇の日々から(En vacances)第1集(全8曲)/第1曲 シューマンへの祈り--第2曲 お祖母様が撫でてくれる--第3曲 小さなお隣さんたちが訪ねてくる--第4曲 教会のスイス人に扮装したトト--第5曲 ミミは侯爵夫人の扮装をする--第6曲 公園でのロンド--第7曲 古いオルゴールが聞こえるとき--第8曲 ロマンティ

レーベルタイプ：【フランスでのオリジナル】---赤白SCニッパー段なし小stereo, 12時にMade in France, グルーヴガード厚, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:10464 A1/10464 B 21D, 1969年頃の製造分(フランス最古), 赤白SCニッパーレーベル大stereo/中stereoレーベル存在せず

ジャケット：【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス最古)

トピックス：【入荷2度目のオリジナル!】---1968年12月パリ・サル・ワグラムでのステレオ録音, 録音技師:Paul Vavasseur , プロデューサー:Greco Casadesus, 1969年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 063-10464(当装丁)にて初リリース→1971年頃カラー切手ニッパー・当ジャケット入りに変更される, 使用楽譜:Éditions Salabert, 全てセヴラックのピアノソロ作品だけを集めた最初期の珍しい1枚, チッコリーニは1968-1977年までに録音したセヴラックのピアノソロ録音の全てを(当録音を含む)1979年3枚組の箱で発売した(2C 167-16377-9・赤EMIニッパー), この2曲がその先駆けとなった最初の録音でその後の録音は箱でしか発売されていない, チッコリーニはドビュッシー/サティ/マスネ/セヴラックの全集録音をLa Voix De Son Maîtreに残した, 白SCニッパー小stereo段なしレーベルは滅多にない(過去に1度入荷したのみ), 大半がカラー切手ニッパーでオリジナルのような扱いを受けている, これは希少な初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細：セヴラックはフランク、フォーレの系統を含む仏の作曲家(1873～1921)。作品は多くなく、ピアノソロ数点と歌曲が僅かにある程度だ。中でもこの組曲「ランドドックにて」が最も有名で、ピアノ小品集等でも取り上げられる。フランスの情緒的な素敵な曲である。B面のEn Vacancesと名付けられた8曲からなる小品群も静かな秀作達。フォーレ等がお好きな方には良いだろう。チッコリーニの軽妙な演奏は、この曲を知るのにベストな選択だろう。デオダ・ド・セヴラック[1872-1921]は、故郷である南フランスで素晴らしい作品を生み出した。スコラ・カントルムで作曲をダンディやマニャールに、ピアノをアルベニスらに師事、パリで成功を収めた後も故郷に帰って、自然と人間の営みを抒情的な小品に託している。印象派の先駆けを成すような明るい心象風景と空気感は、ドビュッシーが「とても素敵な大地の香りがする」と称賛したことでも知られている。魅力的なピアノ曲の数々で、チッコリーニによる録音は、その代表的なものとも言える。ピアノ小品集などに1曲入る程度でしかないセヴラックのピアノ・ソロ作品がこのようにまとまって録音される機会は殆どないのが実情。休暇の日々から--「シューマンへの祈り」など知られざる美しい曲が含まれるピアノ好きにはお宝といってもよい一枚。初出は赤白SCニッパー段なし小stereoレーベルで入荷は過去に1度しかない希少プレス。市場の殆どがカラー切手ニッパーである。

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