商品コード:1386-045t[SUPRAPHON] E.ギレリス(pf) / モーツァルト:アレグロとアンダンテK.533, ロンドK.494, ブラームス, ドビュッシー
商品コード: 1386-045t
商品詳細:1973年5月24日、「プラハの春音楽祭」(プラハ芸術家)でのチェコ・ラジオ放送によるライブ録音。ここでのギレリスは、多くのスタジオ録音とはまったく別の顔を見せる。ジャケットを見ずに聴けば、ギレリスと答えられる人はほとんどいないだろう。3人の作曲家による7曲を、たっぷりと響きの付いた音で、ゆっくりと語り掛けるように、慈しむように弾いている姿に感動を覚える。ギレリスに対する考えが変わる一枚。ピアノ好きには喜んでもらえると確信!'79年初LP化!「プラハの春音楽祭」について、毎年春にチェコのプラハで開催されるクラシック、特に管弦楽や室内楽のための国際音楽祭。ホスト役はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。その他にも著名な音楽家やオーケストラが招かれる。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団創設50周年にあたる1946年に、エドヴァルド・ベネシュ大統領の後援で、首席指揮者のラファエル・クーベリックの指導のもと第1回の音楽祭が開催された。ビロード革命による民主化直後の1990年には、1948年のチェコスロバキア共産党の政権の成立による共産化を嫌って西側へ亡命していたクーベリックが、チェコ・フィルと歴史的な再共演を果たしている。会場は伝統的にヴルタヴァ川の岸に立つネオルネッサンス建築のルドルフィヌムというホールが使用される。またその数倍のキャパシティを持つ市立会館も使用されることもある。2000年の会場は、市民会館をメインにルドフィヌス(芸術家の家)、聖ヴィート大聖堂、シュパニェルスキー庭園、聖ミクラーシュ教会、聖ヤクブ教会、聖ベトル=聖パヴェル教会、聖イジー教会、聖ツィリル・メトデイ正教大聖堂、マーネス、ベルトラムカ別荘、国民劇場、ヤナーチェク・ホール等、25を超える会場が使用された。毎回、スメタナの命日である5月12日にその代表作『わが祖国』の演奏で幕を開けることで知られる。3週間にわたって開かれる。演奏会では記念年に当たる作曲家の作品が取り上げられたり、現代チェコの作曲家の作品の初演が行われる。また創設の翌年から若手演奏家のためのプラハの春国際音楽コンクールも開かれている。1968年ソ連がワルシャワ条約機構軍を率いてチェコスロヴァキアに侵攻した「プラハの春事件」は名称が似ているが直接の関係はない。「春」は「音楽祭の春」の象徴的イメージを借りた政治的比喩と言われる。
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