商品コード:1386-052[BAM] J.J.バルビエ(pf) / シャブリエ:Pf曲集/絵画風小品(全10曲), アルバムの綴り, 気まぐれなブーレ

[ 1386-052 ] Chabrier, Jean-Joël Barbier – Pièces Pittoresques - Feuillet D'Album - Bourrée Fantasque


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商品コード: 1386-052

作品名:シャブリエ:Pf曲集/10の絵画風小品(全10曲)--1.風景--2.憂うつ--3.つむじ風--4.森で--5.ムーア風舞曲--6.牧歌--7.村の踊り-- | --8.即興曲--9.華やかなメヌエット--10.スケルツォ・ワルツ, 遺作の5つの小品~第4曲「アルバムの綴り」, ブーレ・ファンタスク(気まぐれなブーレ)
演奏者:J.J.バルビエ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:BAM
レコード番号:5097
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---青/銀2重内溝, 外周3cmに低い盛上り(カマボコ), センタホール上にstéréo , 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), スタンパー/マトリクス:1Y 380/ 2Y 380, 1965年頃の製造分(フランスステレオ最古)
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---見開中入両面コート, 小型楕円金ステレオシール付き, 4ページのリブレット綴込, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号11/65(フランスステレオ最古)
トピックス:1965年またはそれ以前のパリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1965年Boite a musique, La boite a musiqueによりコピーライト登録・同年11月BAM:LD 097/5097(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ジャン=ジョエル・バルビエ(1920 - 1994)はフランス・ベルフォール生まれのピアニストである。パリ音楽院でラザール・レヴィに師事してピアノを学んだ。しかし、第二次世界大戦の勃発によって学業は中断した。バルビエは多作な著述家であり、1961年にはフランス音楽家辞典を出版した。ピアニストとしては、クロード・ドビュッシー、エマニュエル・シャブリエ、デオダ・ド・セヴラックなどのフランスの作曲家の作品を主に演奏した。後にサティが遺した全ピアノ曲の録音に取り組み、それがバルビエの業績の中で一番名高いものとなった。エリック・サティ(1866 - 1925)の演奏と研究の第一人者と言われ、サティの作品を純粋に音楽として扱おうと、確固たる姿勢を貫いている。1993年「サティとピアノで」という本を上梓している。サティの他にはセヴラック:ピアノ作品集とドビュッシー:ピアノ作品集が名高い。サティ以外で注目される録音はシャブリエ:Pf曲集だろう。ここにはタリアフェロのPHILIPSから出ている高額な小品集にも収録されている有名なシャブリエの1曲「牧歌」は、「10の絵画風小品(全10曲)」の第6曲である。バルビエはこの10曲全てを録音している。「10の絵画風小品」は、色彩感覚に満ち、温かく、軽妙洒脱な雰囲気を湛えたシャブリエの傑作と言われるピアノ曲。初演をきいたセザール・フランクから絶賛されている。10曲中、「牧歌」、「村の踊り」、「木陰にて」、「スケルツォ・ワルツ」の4曲は、「田園組曲」として、作曲者自身によって、オーケストレーションされた。全10曲を録音しているLPは多くない。B面に入る「アルバムの綴り」は「遺作の5つの小品」に含まれる1曲。せつなく、物哀しいメロディーはとても美しい曲で演奏会で取り上げられる事も多い。懐古的な美しさを湛えた旋律を中心にした佳品といわれる。「ブーレー・ファンタスク」は、オーヴェルニュ地方の伝統舞曲をもとに幻想的な世界を描いた晩年の傑作。変幻自在に移ろう和音とリズム、鍵盤の隅々まで駆け巡る音の玉手箱は、まさに圧巻!バルビエには他にもフランス系作品の録音があるが独自性という点ではシャブリエ:Pf曲集がまずお薦めの1枚!フレンチ・ピアニズムのエスプリとも呼ぶべき1枚である。

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