商品コード:1385-016[VSM] H.ドリュアール(cl) A.チッコリーニ(pf) 他/ モーツァルト:Cl五重奏曲K.581, Cl三重奏曲K.498

[ 1385-016 ] Henri Druart Mozart Clarinet Quintett Quatuor À Cordes De L'Orchestre De Paris


通常価格:¥ 11,000 (税込)

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商品コード: 1385-016

作品名:モーツァルト:Cl五重奏曲K.581--1. Allegro--2. Larghetto--3. Menuetto-- | --4. Allegretto Con Variazioni, ClトリオK.498「ケーゲルシュタット・トリオ」
演奏者:パリ・オーケストラQt.(J.マンゾーネ/J.ポンティチェッリ/R.ルポー/A.トゥタール)---(K.581), H.ドリュアール(cl)---(K.581/K.498), A.チッコリーニ(pf)---(K.498)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2C 063-11629
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---カラー切手ニッパー, 6時に白字で□EMI 下に外周ラウンド白字ででMade in France by Pathé Marconi, グルーヴガード厚, 1972年頃の製造分(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし(最古)
トピックス:1971年頃パリでのステレオ録音, 録音詳細不明, 1972年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisにてコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2C 063-11629(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル!1970年代の超が付く名演!, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:大変珍しいK.581。録音は1970年代前半と古くはないのだが、入荷が非常に少ない希少タイトル!こんな録音があったのかとびっくり。Clのアンリ・ドリュアールの情報は少ない。1947年のジュネーブ国際コンクールのCl部門で優勝している。1964年来日したパリ音楽院のメンバーの一人。エティエンヌを想い出すような硬めの太い音を出し、音離れがすこぶる良い個性派。パリ・オーケストラQt.も極めて音楽性が高く、滅多にない超掘り出し物!K.498のチッコリーニが絶品! アンリ・ドリュアール(1919-2011)はフランス・カルヴィン生まれの伝説的なクラリネット奏者。1938年にパリ音楽院のオーギュスト・ペリエのクラスを一等賞で卒業したドリュアール。1947年にジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位を獲得した。1947年から1964年まで音楽院音楽協会および共和国防衛隊の大オーケストラでソロ・クラリネットの役職を務めた。その後コンセール・ラムルー管弦楽団やパリ音楽院管弦楽団、オペラ=コミック座管弦楽団、そしてパリ・ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団(吹奏楽団)という錚々たる名門で活躍した後、1967年に創設されたパリ管弦楽団の初代首席クラリネット奏者に就任。1981年に退団するまでミュンシュやカラヤン、プレートルなど世界的巨匠たちと共演を重ね、アンリ・デュティユーやフランシーヌ・オーバンと親交を温めたという特筆すべき経歴の持ち主である。まさにフランスにおけるクラリネット界のレジェンドという存在。1964年、彼はリュエイユ マルメゾン市立音楽院の初代院長を務め、その後退職するまで同学のクラリネット科の教授を務めた。レジオン・ドヌール勲章の騎士、アカデミック・パームスの役員、そしてパリ市の銀メダルを授与されている。日本では全く無名に等しいが、録音もLa Voix De Son Maître、Amphion、Decca、Calliopeに1枚ずつ存在する。クラリネットに関する著書も出している(進化 - 現代クラリネットのための 10 の研究/Alphonse Leduc 発行)。これは1971年頃の録音と思われ、ドリュアールが52歳頃の時である。流石に含蓄深い演奏であり、非常に渋い趣きのある表情のソナタ。いかにもその道の熟達者という佇まいと雰囲気で、決して大きな音を出すわけではないが、ぐっと心を掴まれる憎い演奏である。とても落ち着いた印象で、有名なエティエンヌやドレクレーズ等のよく知られたフランス人クラリネット奏者とは全くタイプが異なる。Calliopeにブラームス:クラリネット・ソナタを入れており、それも大人しい演奏で、目立たないが噛むほどに味わいを深める貴重な録音である!パリ・オーケストラQt.(J.マンゾーネ/J.ポンティチェッリ/R.ルポー/A.トゥタール)のバックも素晴らしい仕事をしており、名演の多いK.581においても目立つ演奏の一つ。B面のK.498ではチッコリーニが遅いテンポをとりドリュアールにたっぷりとソロを吹かせる。自然体で抑えて淡々と進める中に得も言われぬ情感が滲み出てくる。1970年代とは信じ難い名演!

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