商品コード:1385-024[PHILIPS] P.カザルス(vc)指揮/ フォーレ:エレジー, カザルス:東方三博士, サルダーナ, バッハ:無伴奏Vc組曲5番~サラバンド

[ 1385-024 ] Fauré, Pablo Casals, Bach – Hommage à Pablo Casals


通常価格:¥ 5,500 (税込)

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商品コード: 1385-024

作品名:Hommage A Pablo Casals/フォーレ:Vcと管弦楽のための「エレジー ハ短調」Op.24(リハーサル) | Vcと管弦楽のための「エレジー ハ短調」Op.24(本演奏), カザルス:東方三博士(3人の王), サルダーナ, バッハ:無伴奏Vc組曲5番B.1011~サラバンド
演奏者:P.カザルス(vc)指揮コンセール・ラムルーo./102人のチェロ・アンサンブル
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:C 2
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---ピンク白/黒Philips Réalités外溝, 外周5mmの盛上り, フラット重量, スタンパー/マトリクス:AA 77408 1L/AA 77408 2L, 1959年頃製造分(フランス最古), これはPhilips RéalitésというLuxury seriesで5200部の限定生産(N 819)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---三方開両面ツヤ厚紙アズキ布貼, Philips Réalités, 8ページのリブレット綴込み, ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし(最古)
トピックス:1956年10月10日パリ・ソルボンヌ大学講堂でのモノラル録音, フランスでは1958年頃:Société Phonographique Française Polydor S.Aによりコピーライト登録・同年仏PHILIPS:C 2(ピンク白/黒外溝レーベル・フラット盤・当ジャッケット入り)にて初リリース, 最初はPhilips RéalitésシリーズでHommage A Pablo Casalsとして初リリース→1959年頃Hommage à Pablo CasalsシリーズのVol.18として(灰/赤黒外溝レーベル・厚手盤・新デザインジャケット入りにて)にて再リリース→1972年・6521 012--と変遷する, これは1961年頃製造の初出番号C2の第2版盤がオリジナルジャッケットに入るケースで初期盤, 1958年のC2「 Hommage à Pablo Casals」と1959年仏PHILIPS:L 77408 L「Hommage à Pablo Casals Volume 18」で番号変更された, 1959年以降は異なる2シリーズが並存していた, どちらも「 Hommage à Pablo Casals」だがレーベルが異なりL 77408 Lは灰/赤レーベルとなり・C2はPhilips Réalités(限定発売)レーベルという違いがある, C2にはプレスの種類が3種程度存在する(1958年分は超希少)・これは初出番号(Philips Réalitésシリーズ)C2のオリジナル, 演奏:★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:Hommage A Pablo Casals・カザルスに捧げると題されたシリーズ。1956年パリ・ソルボンヌ大学でのライブ・コンサートと、そのリハーサル風景(A面)。フォーレのエレジー(通常はVcとPfの二重奏)を管弦楽伴奏版で演奏。B面はその本番のコンサートとカザルス自作の2曲・Les Rois MagesとSerdane、そして最後にバッハの無伴奏Vc組曲5番からサラバンドをソロで演奏。B面には4曲が入る。この時期、カザルスはスペイン軍事政府に抵抗して、演奏活動を停止していた。その中で本人が演奏したバッハこそが、このLPの聴きものである。身震いをする程の霊的な演奏だ。尚、L 77408 Lは初出ではなく、RealitesシリーズのC 2というレコード番号で1958年頃全く同じ内容で発売された。これは1959年頃のプレスで発売年の差は1年程度と思われる。エレジーの管弦楽伴奏版は1890年に指揮者エドゥアール・コロンヌの要請によってオーケストレーションを施された版でチェロと管弦楽伴奏で演奏される。編曲はフォーレ自身によって行われ、1901年に出版された。初演は同年チェリストのパブロ・カザルスとフォーレ自身の指揮による。カザルスはこの管弦楽伴奏版の初演者であり、慣れ親しんだ曲を再演したことになる。リハーサルではコンセール・ラムルー管弦楽団 の他102人のチェロ・アンサンブル が参加している。カザルスはチェロと指揮の両方を担当。しかし本演奏では独奏チェロとコンセール・ラムルー管弦楽団 による演奏でカザルスはやはりチェロと指揮の両方を担当している。ライブ録音である。カザルスの作品である「サルダーナ」(Sardana)はカザルスを含む11人のチェロ奏者と102人のチェロ・アンサンブル で行われ、カザルスは指揮も担当。「東方三博士」(Les rois mages)は「サルダーナ」と全く同じ構成で演奏される、舞踊を元にしたチェロ・アンサンブル曲である。なんといってもこのLPのハイライトは最後の5分程度のバッハ:無伴奏Vc組曲5番よりサラバンドにある。カザルスの唸り声とともに紡ぎ出される音は正に神がかっている!

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