商品コード:1385-027[PHILIPS] P.カザルス(vc)/ ベートーヴェン:Vcソナタ全集(全5曲)

[ 1385-027 ] Beethoven - Pablo Casals, Rudolf Serkin – Sonates Pour Violencelle Et Piano N°1-5


通常価格:¥ 16,500 (税込)

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商品コード: 1385-027

作品名:ベートーヴェン:Vcソナタ(全5曲)/Vcソナタ(第1番ヘ長調 Op.5-1, Vcソナタ(第2番ト短調 Op.5-2 | Vcソナタ(第5番ニ長調 Op.102-2, Vcソナタ(第3番イ長調 Op.69, Vcソナタ(第4番ハ長調 Op.102-1
演奏者:P.カザルス(vc)R.ゼルキン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:L 01285-6 L
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 singlre records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀Minigroove外溝×1(Vol.1), 赤/銀Minigroove内溝×1(Vol.2), ナイフエッジ重量/フラット重量, スタンパー/マトリクス:1L D3/ 2L ---以降省略, 1957年頃製造分(フランス最古), Vol.1に内溝フラット盤は存在しないと思われる
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---木目三方開両面厚紙背灰色布貼×2, 10時にCollection Tresors Classiques, 1時にMicrosillon Artistique Haute Fidélité, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし(フランス最古)
トピックス:1953年フランス・プラド・サン・ミシェル・ド・キュクサ修道院にてカザルス音楽祭でのモノラル・ライブ録音(2番のみ1951年ペルピニャン音楽祭), 米COLIMBIA音源, 録音詳細不明, 米国では1953年に2番+変奏曲2曲のカップリングで米COLIMBIA:ML 4572で初リリース, 1955年2番を含む全5曲+変奏曲2曲が米COLIMBIA:SL 201(3枚組アルバム)にて初リリース, 同年バラで4/6番がML 4571, 1/5番がML 4876, 3/4番がML 4878等で単売された, フランスでは1957年頃仏PHILIPS:L 01285-6 L(バラ2枚の当装丁)にて初リリースと思われる, 英国では米COLIMBIAと同一カップリングで3枚のLPで単売されたと思われる(33CX 1093(2番+変奏曲2曲)/ABL 3131(1/5番)/ABL 3223(3/4番)), これはフランスでの初年度リリース分オリジナルと思われる, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+, フランス盤のバラ2枚は過去に2度ほど入荷したが毎回Vol.1のみがナイフエッジ重量盤でVol.2がフラット重量盤という組み合わせである・Vol.1には内溝フラット盤は存在しないと判断した, ホルショフスキーと組んだSPによる旧全曲録音あり・これはカザルスの2回目全曲録音

商品詳細:ベートーヴェンのVcソナタ全集はモーツァルトやハイドンの影響が強い初期(1/2番)、Pf協奏曲やVn協奏曲、Pfソナタの多くが作曲された成熟期(3番)、そして晩年(4/5番)に作曲された。1927年パリ、ウィーンでのカザルスの演奏の成功によって初めてこのVcソナタ集が広く知られるようになった。そのパイオニアのカザルスとゼルキンの録音(1953年プラド音楽祭)は、互いの音と音、フレーズとフレーズの「間」に耳を傾けながら燻し銀のような深い音楽の味わいを見事に作り出している。2番のみ1951年ペルピニャン音楽祭で先行録音され、米国では先行発売された。その後1953年プラド音楽祭で残りの4曲が録音され全5曲が揃った時点で米COLIMBIAから3枚入りアルバムで全集が発売された。同年3枚のLPに分けて単売もされた。欧州では国ごとに異なり、英国では米国の単売と同じカップリングで英COLIMBIA/英PHILIPSから発売された・33CX 1093(2番+変奏曲2曲)/ABL 3131(1/5番)/ABL 3223(3/4番)。フランスでは5曲が2枚のLPに分かれて連番のバラ2枚でリリースされた。フランス盤に変奏曲の2曲は含まれない。フランス盤の音質は良く、2枚で完結し使いやすい。カザルスがカザルス音楽祭で残した録音は人類の至宝として米国COLIMBIAが中心となりLPに記録された。欧州でも形を変えて発売され続けた。再版でも多く流通している1951/53年録音である。特徴あるカザルスの唸り声とともに巨匠の業として特別な録音として世界に知られる。晩年になっても衰えることのなかった高い精神性をあますところなく示した名演である。今日ではカザルスの主観が強い癖のある演奏と評される録音だが、このスタイルこそがカザルスの音楽性なのである。厳しさと温かさが同居した迫力がある演奏をどう見るかは後世の役目だろう。

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