商品コード:1385-030[PHILIPS] カザルス(vc) ホルショフスキ(pf) ヴェーグ(vn) / ベートーヴェン:Pf三重奏曲7番Op.97「大公」

[ 1385-030 ] Beethoven - Mieczyslaw Horszowski, Sandor Végh, Pablo Casals


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商品コード: 1385-030

作品名:ベートーヴェン:Pfトリオ7番Op.97「大公」/--1.Allegro Moderato--2.Scherzo (Allegro)-- | --3. Andante Cantabile Ma Pero Con Moto--4.Allegro Moderato
演奏者:P.カザルス(vc)M.ホルショフスキ(pf)S.ヴェーグ(vn)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:C 20
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】--ピンク白/黒Philips Réalités外溝, 外周5mmの盛上り, フラット重量, スタンパー/マトリクス: 1L/2L D1, 1958年頃製造分(フランス最古), これはPhilips RéalitésというLuxury seriesで5200部の限定生産(A 391)
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---三方開両面厚紙ツヤ背アズキ布貼, Collection Philips Réalités, ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし
トピックス:1958年9月ドイツ・ボン・ベートーヴェン生家でのモノラル/ステレオ・ライブ録音, 録音詳細不明, オランダでは1959年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00506 L/835 020 AY(アズキ/銀HI-FI STEREOレーベル)にて初リリース, フランスでは1959年モノラルのみ仏PHILIPSから:C 20(当装丁)にて初リリース, フランスでステレオの初期盤発売は1980年頃6529 166でリリース, オランダではPHILIPS:A 00506 L/835 020 AY(Hi-Fi STEREOレーベル)にて初リリース, ボン・ベートーヴェン生家でのライブでベートーヴェンのトリオ全曲録音していると思われるが未確認, これは1959年初年度リリース分のフランスでのモノラル・オリジナル!Philips Réalitésシリーズは高価格のラグジュアリータイプ(モノラルのみ)としてリリースされた, Trésors Classiquesシリーズは通常価格のスタンダードタイプ・当録音には存在せず, 曲名表記で6番となっているが7番の誤植!ドイツ・ボン・ベートーヴェン生家でのピアノ・トリオは3/5/7番の3曲だけと思われる(LP未発売だが5番「幽霊も録音していた」)

商品詳細:ドイツ・ボンにあるベートーヴェン生家での1958年9月「ベートーヴェン祭」のライブ録音。カザルス音楽祭とはまったく異なる落ち着いた室内楽的世界が広がる。使用されたVcは生前ベートーヴェンが使用していたベートーヴェン・ハウス所蔵の楽器(詳細不明)。Op.97の他、Vcソナタ2・5番、Hrソナタ等が録音された。いずれもオランダではHIFI STEREOが存在するがレア。このプレスでも、素晴らしい演奏は充分伝わる。カザルスのアクが2人の参加で良い形で昇華している。実に精神的で平和な演奏!Philips Réalitésシリーズは5200部の限定生産の高価格のラグジュアリータイプで通常価格のTrésors Classiquesシリーズより1ランク上位タイプである。フランスではモノラルのみリアルタイムで発売され、ステレオ初期盤が発売されなった可能性が高い。1970年代になって後期番号でリリースされた。7番「大公」トリオは1929年頃SPでの旧録音がある。従ってドイツ・ボン・ベートーヴェン生家で録音された7番「大公」トリオはカザルスの3回目録音となる。この3回目は1958年でヴァイオリンにS.ヴェーグが参加した事で演奏スタイルはカザルス音源祭の時とは大きく異なる。カザルスの癖のような強引で剛直なスタイルは影を潜め、主役から只のチェロ奏者としての役割に代わっている。そうは言ってもカザルスの存在感は絶大であり、やはり通常のトリオ演奏とは別物と考える必要がある。贔屓めに見ても本人の意思に反してカザルスの意思が反映した演奏となっている点は否定できない。但しカザルス音源祭の時より音楽性への奉仕に主眼が向いた点は間違いない。そういう点でカザルス音源祭の録音に疑問を持たれる方にはドイツ・ボン・ベートーヴェン生家での一連の録音は悪くない演奏ではないだろうか?

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