商品コード:1385-036[PHILIPS] K.レーデル(fl) I.ヘブラー(hf) / J.C.バッハ:6つのFlソナタOp.16
商品コード: 1385-036
商品詳細:J.S.バッハの末子ヨハン・クリスチャン。兄C.P.E.に音楽教育を受け、イタリアでは宗教曲で成功を収めオペラ作品も残し、英国でも成功を収めた。兄C.P.E.がテレマンの後継者になったのと同様、クリスチャンはヘンデルの後継者として「ロンドンのバッハ」の異名も持つ。モーツァルトに影響を与えたと言われる華やかな表現をこのFlソナタでも聴く事ができる。指揮者としても多くの録音を残すレーデルと、モーツァルトで高い評価を受けるヘブラーの演奏でその魅力を聴いていただきたい。クルト・レーデル( 1918 - 2013)はドイツの指揮者、フルート奏者。レーデルは1945年までドイツ領であった生地のブレスラウ(現ポーランド領ウロツワフ)の音楽院で指揮、フルート、ヴァイオリン、作曲、音楽史を学び、1938年、20歳の時にマイニンゲン州立オーケストラの首席フルート奏者になった。同年、早くもザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学で、教授職に就き、1941年にはミュンヘンのバイエルン国立オーケストラの首席に就任。1946年から1956年にかけて今日のデトモルト音楽大学の前身である北西音楽アカデミー教授としてフルートを教えた。彼の教え子にはカールハインツ・ツェラー、パウル・マイゼンがいる。1952年にミュンヘン・プロ・アルテ室内管弦楽団を創設、音楽監督を務めた。数多くのコンサートを行い、1950年代~1970年代にかけてにエラート・レーベルにバッハやハイドン、モーツァルトを数多くレコーディングし、レコード賞を受賞している。また20年間にわたり、自ら創設したルルド音楽祭を率いると同時に、ヨーロッパの重要なオーケストラとも共演した。彼の活動に対して、レコード大賞、パリ・オペラ座オルフェウス賞、エジソン賞、ドイツ連邦一等功労十字賞が授与されている。指揮者として成功した後でもレーデルは積極的にフルート奏者として多数の録音に参加している。フルートの腕前は当然一流であり、スムースな運指とややくすんだドイツ的な音色でこのソナタをより鑑賞性の高い作品へと昇華させている。ヘブラーはピアノではなく、ハンマー・フリューゲル(フォルテ・ピアノ)で伴奏。ソナタに花を添える。
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